暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1012話
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だよな。となると、まずネギま世界は駄目だろうし」

 いや、認識阻害結界の事を考えれば、コスプレとか何とかで誤魔化せるか? ……意外といけそうな気もするな。

「他の世界なら、シャドウミラーと交流を持っている世界だから問題はなさそうだけど……SEED世界は止めておいた方がいいかもな」

 オーブの住民を連れ去ったのが門世界の帝国だとしても、同じ門世界出身ということで妙な目で見られる可能性は十分にある。
 そうなれば、オーブ世界の方で暴発する可能性もある。

「……そう、ですか」
「ああ。同時に他の世界に関しても門世界に襲われたというのがある以上、今向こうに行くのは止めておいた方がいいかもしれないな」

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという言葉があるが、それと同じように向こうの世界にいった者達が何かされる可能性もある。
 勿論そいつ等にしても分かっているんだろう。それが八つ当たりだとは。
 だがそれでも、やはり心の中にある憎しみの類はどうしようもない。
 ホワイトスターに来る奴にはそういう奴がいない……とは言わないが、それでもホドリュー達が他の世界に向かうよりはそんな目に遭う可能性は少ない。

「そうですか……」

 再度同じ言葉を口にするホドリュー。
 やはり色々と残念だったのだろう。

「もう少し我慢してくれ。数十年……とまでは言わないが、数年くらい我慢してくれれば、他の世界に関しても感情は落ち着くだろうし」

 その言葉に、ホドリューと……そして他にも数人のハイエルフやダークエルフは残念そうな表情を浮かべるのだった。
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