マブラヴ
1012話
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もってある程度の人数がここで暮らしていたんだが……取りあえず短期的には何の問題もないようで何よりだ。
ただ、長期的に見た場合のデータが不足しているのが気になる。
まぁ、それを調べる前に門の崩壊が起きてしまって、結局済し崩し的にあの場にいたハイエルフやダークエルフは俺達と共に来る事を望んだんだけどな。
「ですが、少しばかり不安……と言うか、慣れない事もありますね」
「慣れない?」
「ええ。この公園が一般に開放されているのは分かりますし、それが私達とこのホワイトスターでしたか? ここに訪れた人達との交流を図るためというのは理解しています。ですが、それでもまさかあれ程の大人数が来るとは予想もしていませんでしたので」
「ああ、そっちか。……まぁな」
ホドリューの言葉に頷く他のハイエルフやダークエルフに苦笑を漏らす。
ハイエルフやダークエルフといった存在は、ファンタジーに詳しくない者でも何度か聞いた覚えがあるだろう。それだけメジャーな存在なのだから、当然実際にこのホワイトスターの中にいると知れば、見に来る者も少なくない。
この公園は交流区画からそう遠くない位置にあるのも関係してるのだろうが。
ただ、ネギま世界の者は亜人というのには慣れているらしく、それ程多くはない。
……まぁ、魔法界にはドラゴンとか普通にいるしな。エルフっぽい種族も魔法界で見るのは珍しくはない。それが本当にエルフなのかどうかは分からないが。
同時に、マクロス世界の者もそれ程多くはない。向こうは向こうで銀河中に人類が広まっている為か、エルフのように耳が尖っているゾラ人も珍しくないし。身近な例で言えば、ミハエルとか。
それでも両世界からハイエルフやダークエルフを見に来るのが完全にゼロって訳じゃないのを思えば、色々な意味でこの公園が有名になっているのが分かるだろう。
特に3-Aの方からは朝倉や早乙女が何度となく訪れているらしいという報告は受けている。
……妙な騒ぎを起こさないといいんだけどな。
あの2人、大学に進学して早々色々と騒ぎを起こしているって話を神楽坂経由で聞いてるし。
「ワイバーンの類を見に来る奴とかもいるし、他にもこれから色々な世界に俺達が向かえば、それだけ珍しい生き物とかが増えると思う。そういう中には、色々と横暴な奴もいるかもしれないが……」
「アクセル代表の顔に泥を塗るような真似はしません。……ただ、あまりにも酷いようであれば、こちらとしても自衛の行動を起こしますが」
「そうしてくれ。別に俺としても、お前達に一方的に被害を受けろとは言えないしな」
まぁ、基本的にはホワイトスターに来る人物はその世界の承認を受けた者だ。だとすれば、そうそうおかしな奴が来る事もないと思うが。
それに、もしそんな奴が騒動を引き起こ
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