九校戦編〈下〉
九校戦六日目(6)×対ドウター戦と優勝後の簡易的な祝杯
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以外の者達は今一分かっていないので、俺から説明したがあの時赤白龍神皇帝と名乗ったのは俺自身であり、俺達CBの敵だと伝えた。これに関しては箝口令になるぐらいなので、決して口には出してはいけない事を言ってから対ドウター戦についてを語りだした。
ドウターという破滅に進む化け物で、魔法や現代兵器は一切効果が無い事、効果がある武装はCBが持っているモノだけである事もな。そんで祝杯を挙げる為にティーカップで乾杯をしてから、俺らがご馳走する側なので何でも頼めと言った。
なのでレオやエリカ達も食べたい物を頼んでしばらく食べてから、ほのかと雫がメインとなる会話をしようとしていた。対ドウター戦については、余り人が多い場所で話してはいけないのでな。一応秘匿だからか、今まで知らなかった美月や幹比古に雫とほのかだったので、この件についてはまた今度詳細を話す約束をしてからほのかと雫に関しての話題にした。
「今更ですが、優勝出来たのは一真さんのお陰です!ありがとうございました」
「ま、俺のオリジナルデバイスのお陰だが雫の方も惜しかったな」
優勝のお礼を言ってなかったほのかだったので、それぞれの感想を言ってから雫の事も言った。
「私の方こそとても助かったよ、たった二週間でモノに出来たんだから。マスター出来たのも一真さんのお陰だけど、まさか三本貫通させるというのは流石に驚いたよ」
「そういえばさ『フォノン・メーザー』は超音波照射による熱で攻撃する魔法だろ?何で貫通したんだ一真」
「あ、それ気になったんだよねー」
「それについては拳銃形態のデバイス補助機能と俺特製デバイスだったから、出来た事で普通の特化型デバイスに起動式をプログラムさせても貫通までは出来なかった」
「あの時はホントにビックリしたわよ。いきなりあんな高等魔法が、複数デバイスの同時操作なんて言うオマケ付きで出てきたんだから」
深雪は雫に向かって笑顔となっていたが、この後の試合では一真の試合のために少しだけ本気を出したと言っていた深雪だった。その後からは、一条対名無しについてだったが正直幹比古でも分からない状態だったので、名無しのエンジニアとしていた一真に聞いてみたレオだった。
「そういえばさ、名無しが使ったアレについて聞きたいんだが?一真、一度破壊されたはずの氷柱が元通りになるなんて、あり得ないはずなのに名無しはやってみせた。あれはどういう魔法だったんだ?」
「あー、あれな。出来ればオフレコで頼みたいんだが、いいかな?あれについては、魔法であって魔法ではないからさ」
オフレコで頼みたいと言ったので、俺と深雪に蒼太と沙紀以外の者達は一度話し合った。でもあれがどんな魔法であって魔法じゃないという事が気になるので、誰にも言わない事を条件にしてか
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