九校戦編〈下〉
九校戦六日目(6)×対ドウター戦と優勝後の簡易的な祝杯
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ら、身体にどんな影響があるかは一真自身でも分からない状態だからね。桜花達医療班を呼んできてくれないかしら?蒼太」
「分かりました。確か桜花さんら医療班には、一真様が疲労で倒れた時に持っているエリクサーがあればですね」
深夜達は、俺が倒れた事で医療班である桜花達に来てもらってから特効薬であるエリクサーを点滴として打った。一時間ぐらいしてから、俺は目覚めたがどうやら深夜の膝枕にて気絶していた様子だと後々聞いた。
「おはよう一真さん」
「お兄様、お体の方は如何でしょうか?」
「・・・・ああ、俺は倒れたようだな。それにエリクサーを点滴として扱ったのは今の俺の状態だと飲めないからな」
「もう一時間は経っているわ、幸いここにはフェニックスの涙改やエリクサーがあったからとても助かった。にしても、マキシマムドライブ二回もさせるなんて大会委員会の魔法師は何考えているのかしらね」
「先程、風間隊長と九島様が大会委員会に文句を言いに行きましたから、もうすぐ戻ってくると思いますわ一真さん『私だ、風間だが入って構わんか?』今開けます」
静かに扉を開けたら、そこにいたのは独立魔装大隊の顔馴染みである玄信ら四人だった。俺はまだ寝ていた為か、ここに入ってきたら幸典は軍医なのか簡単な診察を始めたのだった。バイタルも正常になったが、マキシマムドライブ二回使ったのでどうなるかと思ったが、途中解除したエネルギーを全て疲労感に変換させたのでエリクサーによって疲労感ごと無くしたのだった。
「ふむ、エリクサーのお陰でバイタルは正常のようですからもう立ち上がっても平気ですよ。織斑少将」
「戦闘前よりかはだいぶ良くなったが、あの後どうなったんだ?」
「私から話そうか、あの後織斑少将が選手控え室に行き倒れたと念話で藤林から聞いたので、九島閣下と一緒に大会委員会に抗議をしてきたところです。なぜ忠告をしたのに、勝手に動いたのかを。そのお陰で、倒し損ねた事で体に負担をかかったと言いました。なので、九校戦が終わったら蒼い翼に謝礼金と邪魔してきた魔法師を減給や外出禁止令が出たようです」
「なるほどな、俺はもう大丈夫だからそろそろ深夜達もホテルに戻ってなさい。俺は雫とほのかに、簡易的な祝杯を挙げるつもりだ」
「分かったわ。もう大丈夫そうだけど、あの時は全身装甲だったから私らが関わっていた事についても大丈夫みたいだし。真夜に穂波、私達も撤収するわよ」
「私達独立魔装大隊もこの件については、後程国防軍に報告書として纏めておきます。では失礼します、織斑少将」
五人は敬礼をしてから、部屋を出て行ってから残りは俺と深雪だけとなった。蒼太と沙紀はホテルで待機していた。あと雫は、先に部屋へ戻っていたのでほのかは後々になって戻ってきた。
「優
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