九校戦編〈下〉
九校戦六日目(6)×対ドウター戦と優勝後の簡易的な祝杯
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のだった。
一方地上でのスタジアムでは、名無しが突如として上空に飛び上がったので疑問に思っていた観客達だったが、先程まで司会をしていた桜花もステージ周辺にて、オートマトンと共に攻撃態勢をしていた。司会を変わったのは、烈である。蒼太と沙紀も先程いた観客席から、空を飛んでステージ周辺にいた者達と合流を果たしたので真由美と摩利の真ん中は空いたままとなっていた。
「どうしたというのかしら?突如名無しさんが、空に上がったと思ったら蒼太さん達が何やら警戒しているわね」
「分からんが、何かが起こるからじゃないのか。もしかしてタイプDとの戦闘でもしてるのかもしれんな」
「それだったら、なぜ地上であるここに集結しているのかしらね」
それはエリカ達も同じくだったが、レオとエリカはもしかして?と思いながら話していた。
「一体どうしたのでしょうか?」
「私にも分からない現象でも起きたんじゃないの?ステージ周辺には、沙紀さん達が集結しているけど」
「僕もこれから何が起こるかは分からないけど、どうやらエリカとレオは知っているみたいだね」
「ああ知っているぜ、だが一真から口止めされているからな」
「そうねえ、上空に行った名無しだから答えは一つでしょうね」
レオとエリカは、そう言ってから上空を見ていた。観客達も一体何が起こるかは、分からないままとされていたので、大会委員会の者達がステージ周辺にいる蒼い翼関連の者達に質問をしていた。これから何が起こるのか?なぜ武装をしているのか?だがその質問には答えられないまま、オートマトンとライフルにメモリを差した状態で待機していた。
「全くゼットンめ、ちょこまかとしているからか中々必殺技が出来ない」
『こちら地上部隊ですが、地上に降ろしてから必殺技をしてみては如何でしょうか?』
『こちら烈だが私も同意ですな。ソレスタルビーイングの敵だと思い込ませれば、今後の動きに支障は出ないかと思いますぞ』
「烈が言うのならそうしようか、氷柱はどうなっている?『既に撤去済みです』これより俺とゼットンが、隕石のようにして降ろすからな!」
そうしてからルナメモリで、ゼットンを離さないようにしてから演出として、炎を上げながら地上に落ちる事にした。そして地上が見えてきたので、観客達は上から降ってくるのを肉眼で確認した。だが主催者である蒼い翼副社長や烈が、そのまま観客席に動かないようにと告げたので退避しないようにさせた。真由美と摩利は、上空から降ってくる隕石?を肉眼で視認した。
「おいあれはまさかだと思うが、タイプDなんじゃないのか?」
「ちょっと待ってて、今マルチスコープで確認している所よ・・・・確かに一方は黒い鎧姿だけど、もしかして十文字君が言っていた赤白龍神
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