冷酷なる憤怒 心なき狂気
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「チッ!
使えない化物が????。」
俯く白夜の顔は見えない、しかし、ゆらりと揺れたと思ったら、一瞬で神を7、8体惨殺した。
反応に遅れる神々、その間にも3、4体殺された。
「なっ、なな??????ッ??」
ゆっくりと振り向いた白夜。
神々は戦慄する。
紅色だった白夜の眼は、紅金のオッドアイになっていた。
そして、殺すことを楽しむような、無邪気な笑みを浮かべていた。
「な、何をしている!
早く攻撃態勢に入れ!」
神々は戦闘態勢に入り、すぐに攻撃を開始する。
狙撃、接近戦、少なからず怪我を追う白夜。
しかし、そんな怪我をもろともせず、的確に爪で引き裂き踏み潰し、肉弾戦で殺していく。
見る見るうちに神々の数は減っていき、死体の山ができる。
だが、のんびりやっていても神々が再度復活するだけである。
白「はぁっ????はぁっ????、俺は????そうか??????あいつか??????。」
自我を取り戻した白夜は、残った神に近づく。
「い、嫌だ、助けてくれ??????
死にたくない??」
白「俺を殺そうと行動を起こし、失敗して命乞いか?
死んでも生き返るんだ、別に殺してもいいだろう?」
「そ、そんなことしたら神殺しの罪で追われることになるーーー」
白「構わない、俺は貴様らと違う。
神殺しだろうと世界滅亡だろうと、俺の罪は俺が裁く。
貴様らが裁けるものでもないし、貴様らが手を出して良い領域ではない。」
「くっ????、貴様は一体何様なんだッ??
神より優れたものなど、この世にもあの世にも存在するはずがないッ??」
白「ならしっかりその腐った目ん玉と脳内に焼き付けておけ。
我が種族は『神無異(かむい)』、貴様らの言う化物の正体だ。」
神無異
唯一1人だけに与えられた種族、だが、本来神無異に正体は有って無いようなものである。
“ほぼ全てのものに近く、全てのものとは異なる存在"
“矛盾そのもの”
白夜は孤独な種族、神無異だった。
どんな神(神外)よりも強く、異端なる存在、と言われていた。
白夜は虚無空間で生まれたため、虚無6・闇2・災禍(わざわい)2でその存在ができるが本体であって本体ではないため、蓬莱人や亡霊と似たようなものである。
しかし、そのためかフランドール・スカーレットの破壊能力(目を破壊する)が効かなかったり、上白沢 慧音の歴史を食べる能力などが効かなかったりしている。
また、なんらかの呪いのようなもので白夜自身とその周辺は能力が解除される。
それが、白夜がほぼ無意識に扱っている『無を扱う程度の能力(有無を操る程度の能力)
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