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リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
四十話、ある夏休みの一日2
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ゥゥウゥウゥゥウゥゥゥ!!!
龍也に向かってきた炎は全て掻き消される
「ば....馬鹿な!!?」
驚くリーダーに目を置く事はなく右手に天力を溜め
「天撃の雷弾!!」
雷の玉を放つ
「ぐおおおおぉぉぉおお!!!」
リーダーはそれを真正面から受けてしまった
手加減されたおかげでダメージ を抑えられたが、リーダーは驚きを隠せない
「(ど、どういう事だ!? 我の攻撃が通用しない!?).....くそが......くそがあああぁあぁ!!!」
そんな事ありないと頭で否定しながら、"聖なる力"を使って龍也に再び攻撃を仕掛ける
だが龍也はそれを余裕な感じで反撃し返す
「はぁ.....はぁ.......おのれ.....」
あれから数多の自分の技を繰り出したリーダーであったが、どれも通用せず。逆に龍也の攻撃を喰らってしまい今は立っているのがやっとの状態
「....こう...なれば、私の最大出力で.....貴様を消し去ってくれる!!」
リーダーは自分の力を全て解放し、一か所に集め、何かを生成している
それはやがてある生き物の姿へと変わっていく。 その生き物は.....簡単な言葉で言うなら.....雷の 『獅子』
「これが.....私の切り札、『聖なる雷の獅子』だ」
確かに言葉の通りこの技は切り札といっていいだろう。何せこの獅子からとんでもない力を感じ る。 下手をすればなのはの『ディバインバスター』と同等かもしれない
そんな状況であるにも関わらず、恐れる事などなく龍也はただ静かにそれを見つめている
「.....私の歩む道を......私の選んだ道を否定した貴様を.....私は許さないーーー!!!」
自分のやり方を否定する目の前の男を消さんとするために、雷の獅子を龍也にぶつけさせるのだ。獅子は龍也を飲みこまんと口を開きながら向かって来る
だが龍也はそれを静かに見据え、ゆっくり構えをとる
「.....お前がどんな道を歩もうが、俺にとってはどうでもいい。だが.....」
そして龍也は先程の大出力以上の魔力を出した
「その道の先が俺の友達を傷つけるものなら……」
そしてその魔力を右腕に集め、"ある形"を作る
「どんなものでもぶっ壊す!!」
それは全長五メートル程の突撃槍(ランス)
「滅竜奥義、弐の型!!」
…その魔法
…竜の鱗を砕き、竜の肝を潰し
…その魂を刈り取る
…竜殺しの魔法、滅竜魔法
「森羅竜勢槍(しんらりゅうせいそう)!!!」
残光を残しながら走り出す龍也
その光景、正に流星……!!
ドン!!!!
龍也と獅子が激突したが拮抗すらせずに獅子が空間ごと砕け散る
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