Life7 特訓、開始!
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パーだ」
「は、はぃぃぃいいい!」
アザゼルの言葉に緊張を見せるギャスパー。
「お前は、木場同様に神器の訓練だ。イッセーの血を飲むことでセイクリッド・ギアの力を中々コントロール出来るようになったが、何時もイッセーが近くに居る訳でもないし、そこらへんのコントロール法を後で教えてやる。それに力の上限を上げるやり方もな」
「わ、分かりましたぁぁあああ!宜しくお願いしますぅウウウ!!」
相変わらず、語尾を伸ばす口調は変わっていないが、以前よりも短くなっている上に、瞳にややではあるが強い意志を感じられる。
しかし、未だに表面的にしか解らないリアスは、アザゼルに質問をする。
「ちょっと待って、アザゼル!ギャスパーはまだ人見知りが激しいのだけれど、そこら辺の対策はいいの?」
「そこは必要ねぇよ」
「如何して?」
「例によって、既にそれ相応にアドバイスや対策を考えたやつがいるからだ」
侮蔑では無いが、未だに含みのある言い方で士郎に視線を向けるアザゼル。
「――――祐斗やゼノヴィア、それにソーナのクイーンたる椿姫達と同様に、強くなりたい或いは変わりたいと本気の姿勢を見せて来たから、対策を考えたまでだよ。その証拠に、冥界に来てからギャスパーは一度たりとも段ボールなどを使って身を隠していないぞ。リアス」
士郎の言葉に、リアスは本当なの?とでも言うかのようにギャスパーに目を向ける。
「な、何とか、頑張ってますぅぅううう!」
ギャスパーのオドオドしてはいるが、自分や何かに対して戦っている男の子の顔を見て、漸く納得したようだ。
「もう質問はねぇな?次行くぞ。って事で、次はアーシアだ」
「はい!」
自分の出番だと力強く返事をするアーシア。
彼女が意気込む理由は、自分は普段からあまり役に立っていないのではないかと言う、自己評価によるものだ。
客観的に見れば、回復要員が居ないので大いに役立っているのだが、気にしているのは彼女自身であり、そう言っても本人は完全に納得しえないだろう。
「お前も、基本的なトレーニングを熟して、魔力と身体の向上を図れ。そして、神器の強化による特訓だ」
アーシアの神器の強化と言っても、これ以上必要があるのかと一誠は、アザゼルに疑問を投げかける。
「お前の言いたいことは判るが、問題は負傷者を回復させるのに、わざわざ近寄り直接接触しなければならない点にある」
そしてその問題点の改善として、アーシアの回復領域の拡大を指摘した。
しかし、彼女の性格上の問題――――慈悲深き優しさが仇となり、領域内に居る敵まで無意識に回復させるだろうと言うのがアザゼル
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