Life7 特訓、開始!
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がら、自分の疑問を同居人であるゼノヴィア達にぶつけるリアス達。そしてアザゼルは、士郎に更に興味心に駆られた眼を向ける。
(最初から人外であったならわかるが、実年齢に対して実力と共に経験豊富過ぎる。こいつは、まだまだ裏があるな〜)
(――――とでも、考えていそうだな)
自分に向けるアザゼルの眼から、大雑把に考えていることを予想する士郎。
「――――取りあえず、今はそれで納得しとくぜ?」
「取りあえず、ですか・・・」
「そりゃあ、そうだろ?お前はまだまだ隠し事が多すぎる様に思うぜ?永年生きて来た経験としてだがな。それとも、そろそろ教えてくれるのかい?」
「面白い事を言いますね。アザゼル総督殿」
「あん?」
先程まで以上に真剣な声音で、アザゼルのことを総督殿と付けた上で、士郎の雰囲気に眉を顰める。
「それはつまり、自分も曝け出すからお前も曝け出せよと言う要請ですか?」
「ん〜?別に良いぜ?お前さんの秘密には興味心を掻き立てられてたから――――」
「私が指摘しているのは、アザゼル総督閣下が何を目指してどれだけの犠牲を出すかについてもですが?」
「ッ!?・・・・・・・・・・・・」
(成程。この小僧、俺の現在の本質や思想を理解した上で、初めて直面した時今も直、現在進行中で俺の事を警戒してるのか・・・)
片目を瞑りながら、士郎の言わんとしていることを理解したアザゼル。
そして、昨夜からの自分に対する態度も含めて。
本人たち以外――――つまりリアス達は、2人の話について行けずに困惑している様子だったが。
「――――とは言っても、曝け出すも何も、お互いなにも無い腹を探りあいするのも無益ですし、ここまでにしましょう。アザゼル先生」
「・・・ああ、そうだなぁ」
(暗に無理矢理干渉してくるなと言う脅し――――いや牽制か・・・)
士郎の言葉無き提案に、表面上乗る事にしたアザゼルは、気持ちを切り替えて次に移る。
「じゃあ仕切り直すが、木場の次はゼノヴィア。お前だ」
「ああ」
「お前にはデュランダルを今まで以上に使いこなしてもらう事。それとは別に、もう1本の聖剣に使い慣れてもらう事だ」
「もう1本?つまり、二刀流の戦闘にも慣れろと?」
「そこは状況次第で自己判断に任せるが、いざとなれば剣術の才能は兎も角、形を教えてくれる熱心な『先生』がいるだろう?」
皮肉気味に口を尖らせて言うアザゼルに、言われた本人はジト眼を向けながら口を開く。
「まぁ、ゼノヴィアが望むなら教えるだけですので」
「じゃあ頼んだぜ?『先生』。次はギャス
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