Life7 特訓、開始!
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た声を漏らしながら頬を朱に染め上げる。
そんな甘々空間を、それぞれが別々の気持ちで見ており、中心人物の2人をゼノヴィア以上に一誠が嫉妬していた。
(いつもなら、アーシアを撫でながら褒めるのは俺の役なのにぃぃ・・・!)
まるで、大切な妹に男が出来たような心境の一誠は、今自分が実感している感情――――嫉妬は邪推であると理解出来てしまっていたために、ただ黙りながら歯噛みするしかなかった。
「けれど、士郎。その過剰回復については、技術以前に優しいアーシアには難しいわよ?」
「難しくてもいいんだよ。会談襲撃の日の様な敵に遭遇して、力があるのに守れなかったとなった時に後悔するような結末よりはな。――――だがリアスが言った様に決めるのはアーシアだ。これから如何したいか、しっかり考えるんだぞ?」
「はい!」
士郎の諭すような言葉に、アーシアははっきりと返事をした。
「話は済んだようだな。それじゃあ進めるが、小猫。次はお前だ」
「はいっ!」
小猫は今、此処に居る誰よりも、やる気十分な程に力強く返事をした。
「お前は『戦車』としての素質面は十分なほどのモノがあるが、リアスの眷属の中にはお前以上のオフェンスが強い奴らがいる」
「・・・・・・はい、わかっています」
アザゼルのはっきりとした言葉に悔しそうにする小猫。
そこから先も、今まで以上に現実を小猫に突き付けて行く。
その度に握り拳を強くしていくが、アザゼルも小猫が強くなりたいと言う本気を真剣に汲んでいるからこその、前置きの説明だ。
「――――お前も他の奴らと同様に、基礎の向上を図れ。その上で朱乃同様に自分の本質を曝け出せ」
「・・・・・・・・・」
アザゼルの言葉に今まで以上に元気をなくす小猫。
「なーに、背中を押して欲しければ『先生』に頼めばいいさ」
再び士郎に無茶ぶりをしてくるアザゼル。
「最早、完全に露骨ですね?まぁ、彼女が望むのであれば微力でしょうが力添えをするだけです」
「さっすが、『先生』♪それで、他の奴ら同様にアドバイスは無いのかい?」
「――――ですから、俺は万能超人では無いんですがね・・・」
大きくため息をつくように返事をする士郎は、取りあえず観察する様に小猫を見やる。
「・・・・・・・・・ふむ。小猫く――――」
「呼び捨てで良いです」
「そうか、なら小猫。君は仙術を扱うんだよな?その上で、何かしらの決まった武術を習っているか?」
「い、いえ、何も・・・完全に我流です」
「なら、仙術の発祥は大陸圏だし、中国武術のどれかを教わる気は無いか?」
「・・・・・・それは、藤村先輩が会談襲撃の日に、白龍皇相手に使っていた無手の武術と
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