第36話 全ての奇跡には必ず理由がある
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安定な地面を
出来る限り出せるスピードで壁伝いに走り続けた。
実はここは完全な暗闇ではなく、天井の小さな隙間から
射し込んで来る光が中を僅かながら照らしているのだ。
それでも常人なら全く見えないだろうが、3.2の視力と
トラウマを解消するためにしてきた夜営が
ホークアイの夜目を鍛え上げた為
集中すれば、霞む程度にだが見えているのだ。
ザザッ!
ホークアイは急に立ち止まり
両腕を上げて銃口を"鎧虫"の横腹に向けた。
狙うはただ一つ。弱点である"増殖器官"だけである。
「喰らえッ!!」
ドンドンッ!!
彼の銃が火を噴きながら
弾丸が二発、発射された。
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