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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
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らないし」


アーマルド「俺を道具扱いするんじゃない!!」


リオ「だって、本当のことでしょ?」


ニコッと笑ってフードを取り、椅子に座るとジジイが溜息をついた


アーマルド「まあよい、国は一先ず平和に戻った。


俺が心配するような出来事も数ヶ月は何も起こらないだろう」


ワカバ「心配するような出来事、と言いますと?」


アーマルド「いつしか海軍がまた、この国を訪問する時が訪れるだろう」


ラル「!結末は、どうなるのです?」


アーマルド「まあ勿論三隻とも海王類に沈められるだろうがな」


リオ「ふふっいつものこと」


鼻で軽く笑って足を組むと、


アーマルド「たしかにな、だがそのことではない」


眉を寄せたジジイが静かに言った


アーマルド「魚人街の魚人たちと、海軍がこの国を落とす為に手を結びかねないのだ」


リオ「!」


「「「!」」」


ラル「魚人と人間が?!」


ワカバ「人魚は……、"人魚の国"は?」


アーマルド「ヤツらは出ない。


だが……一部の人魚たちはこの国を落とすためならば、と手を貸す者も出るかもしれん」


リオ「……人魚の国が……そう」


アーマルド「もしも俺の"予言"が100パーセント当たれば、まずいことになる


今の戦力だけだったら人間共には勝てたのかもしれぬが、


そこに魚人共が加わるとなるとこちらが少し分が悪くなる」


リオ「力を伸ばせばいいの?それとも数を?」


アーマルド「なあに簡単なことだ、力を伸ばせ。


全員が武装色を使えるようになるのだ


武装色を使える人魚が増えればこちらが有利になる」


リオ「なら今から鍛えた方がいいな……。


ロメナ、ラル、ワカバ、お願い」


「「「御意」」」


ロメナ「失礼します」


三匹が頭を下げて皇帝室から出ると、


さっきよりも深く椅子に腰かけて溜息をついた


アーマルド「一先ず、麦わら一味との旅はどうだった?」


リオ「そうね、最悪だとだけ言っとく」


数日間だけ国を留守していたはずなのに


机の上に溜まっている書類に手を伸ばすと一枚目の紙を目だけで読み始めた


アーマルド「はっはっは、そうかそうか」


リオ「一体、私に何を伝えようとしてたのかさっぱりね。


七武海の一角が崩れるとこを見て宴でもやろうって?


それなら私とクロコダイルの分を合わせて二回、楽しい宴が出来るんじゃない!?」


最後はやけになってほぼ叫ぶと、


アーマルド「はっはっは
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