第五十一話
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ないな」
一応ソラを紹介する時に「ソラフィア」とは紹介していない。
その後ゲンスルーは何人かの名前を読み上げた。
どうやらゴン達がこのメンバーで一坪の海岸線を攻略に当たる前にこのクエストを一緒に攻略しようとしたメンバーらしいが、ゲンスルー達のPK行為によって既にリタイアしたようだ。
バインダーを開いて確かめてみろと挑発してくる。
さらに挑発した所でゴンが切れて相手になるなどと言ってしまい、さらには俺も一坪の海岸線を持っている宣言。
まあ、ぎりぎりコンタクトは切れていたらしいが、まあ、見てれば持っているのはバレバレだろう。
コンタクトが切れた後、ツェズゲラがゴン達に交渉。
自分たちでは敵わないが、ゴン達もゲンスルー組に襲われる可能性は極めて高い。
なので、自分たちが時間を稼いでいる間に何とかゲンスルー組を倒す算段を立てて欲しいらしい。
冷静に戦闘能力を比較して、自分ではゲンスルーに敵わないと思ったそうだ。
その後、俺達の方へときたツェズゲラ。
「NO99を持っているのか?」
ああ、バインダーでソラの名前がバレたのね。
「持ってますよ」
「そうか…複製は此方で用意する。トレードしてもらう事は可能か?」
「そうですね…『一坪の密林』『大天使の息吹』『闇の翡翠』『浮遊石』『身代わりの鎧』『ブループラネット』この中で持っているカード有りますか?」
「…『大天使の息吹』と『ブループラネット』以外は持っている…が『闇の翡翠』はオレ達も一枚しかもっていないから交換は出来ない」
うーむ。
「『大天使の息吹』と『闇の翡翠』はゲンスルー組はほぼ独占状態だ。彼らを倒さなければこの状況は打破できないだろう」
なるほど、いい事を聞いた。
どうしようか。
「『大天使の息吹引換券ナンバー001』も付けるので『闇の翡翠』以外のカード全てでどうです?」
俺としてはトップランカーの人にはさっさとクリアしてもらってカード化限度枚数に空きを作って欲しいのだが…
「…いいだろう」
ツェズゲラさんは少し黙考した後に了承してくれた為、交渉成立だ。
後で聞いた話だと、『一坪の密林』は限度化マックスだったのだが、最近頻繁に起こっているPKでカード化が解けたらしく、一度以前にゲンスルーと交換した為一枚しか持っていなかったのを又増やしていたのだとか。
「それと、Sランク以下で、既にカード化限度枚数がMAXでオレ達がダブって持っているカードを君達に渡そう。…だから、君達が持っている『モンスターハンター』を餌にゲンスルー組と交渉するのは止めてもらいたいのだが」
むむ?
少々リスクがあるがゲンスルーとの取引する可能性も俺たちにはある。そ
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