56修行(塔城小猫と校条祭)
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◇白音
私は小猫とグレモリー領にある石切場跡地に来ていた。
「ここなら、めったなことが無い限り誰も来ません。修行には持って来いです」
「ここでどのような修行ですか?」
小猫に聞かれた私は猫又のネコミミと尻尾を出す
「あなたの修行は……自分を受け入れること……受け入れられなければあなたは強くなれない」
「……あなたに何がわかるんですか?」
私を睨みつける小猫
「わかる……私はあなたで、あなたは私……あなたの過去は私の過去…でも、あなたはヤマト先輩を失わない……あなたのこれからで私より早く強くなれる……仙術を…猫又を扱える」
私が使う覚悟ができたのはほんの数年前…ヤマト先輩が帰ってきてからスグダッタ…大切な戦いでも足をひっぱていた…自分でもわかってはいた、今のまま≠ナはダメなことは……
「この修行で覚悟を決めて……ソーナ先輩とシトリー眷属に勝つために…」
小猫は少しつらそうだけど仕方ない…ソーナ先輩達の前に仙術ができなければならない……でも、私と同じで黒歌姉様のことがあって使えない…でも、あのパーティーのとき……ヤマト先輩がいたら…変われたのだろうか…ここはいのりさんに、賭けてみよう…
◆祭
「ヤマトさん、よろしくお願いします!」
「おう。よろしくされたぜ」
私とヤマトさん、ウェンディちゃんが居るところはヤマトさんのダイオラマ魔法球と言って、外との時間差が違う特殊な空間にいる
「祭に教えるのは広域型攻撃魔法≠ニ単体攻撃魔法≠ニ教えていない防御魔法≠セ」
うわ〜、覚えるの多!
「大丈夫だ。そのためにここでの修行なんだ」
なるほど、この場所なら時間が外とは流れが違うからうってつけなんだ
「まず教えるのは広域型攻撃魔法≠フ一つアルテマ≠ニ言う魔法だ」
いのりさんと真名さんがケロベロスに使った魔法だったけ…
「この魔法はまず耐えられる奴は神クラスぐらいだろう。魔王や天界の長、堕天使の総督でも耐えられないと思う。簡単に言えばこれさえ覚えればグレモリー眷属の能力的に三位になれるしレーティングゲームで祭一人で勝つことができるようになる」
そんなすごい魔法なんだ……私でもいのりさんと並んで戦えるのかな?
「アルテマが使えるようになればいのりさんと並んで戦えるの?」
「アルテマだけでは難しいだろうね。そんなに、いのりと並んで戦いたいの?」
「はい!」
いのりさんと並んで戦いたい……もう、誰かに守られているのは嫌だ!
「そうか、わかった。やっぱりこっちでやることは正解だったな。かなりハードだけど着いてこれるかな?」
「はい!護られてるだけは嫌ですから!」
今度はいのりさんを………集を守
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