6部分:第六章
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り」
「共産主義を許してはならない」
また言う幸次郎だった。
「彼等の跳梁跋扈を許せば日本は終わるぞ」
「わかった」
「では。今後はあの思想をな」
「敵とみなそう」
幸次郎のこの読みは当たった。後に日本においても共産主義が流入し戦前から危険視されていた。戦後はまさに彼等を信仰する知識人の天下だった。その中には論戦相手を革命が起これば牢につながれると恫喝した者もいるしソ連の侵略を韜晦し続けた者もいる。ソ連の悪事には目をつぶり平和勢力とさえ呼んでいたのだ。呆れ果てた話であるが全て事実である。彼の指摘通り日本は共産主義を信仰する卑劣漢達により蝕まれたのだ。
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