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僕のサーヴァントは魔力が「EX」です。
聖杯戦争予選
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の」

 サーヴァントの少女、アヴェンジャーは僕の表情から疑問を感じ取ったようで説明をしてくれた。

「エクストラクラスか……痛っ!」

 突然左手に痛みが走ったのでそちらを見ると、左手の甲に三つの勾玉のような紋様が刻まれていた。これは……「令呪」か?

 令呪というのはサーヴァントとの契約の証であり、三回限りのサーヴァントに対する絶対命令権だ。……もう少し優しく刻んでほしかったな、令呪。

「令呪も無事刻まれたようだしこれで契約は完了だね」

「そのようだな」

 令呪を見て嬉しそうに言うアヴェンジャーに僕は頷いて答える。

 こうして僕と復讐者の英霊の聖杯戦争は始まった。……のだが。




















【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:EX 幸運:E

「ちょっ!? 何このステータス!? 超ピーキーすぎるじゃないか!?」

 後で知らされたアヴェンジャーのステータスに僕は思わず叫んだ。

 ……僕、この聖杯戦争、無事に勝ち残れるのかな?
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