第五十話
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うとしても多分回転に負けて取りこぼすか、又はゴンの両腕がつぶれていたかもしれない…弾いて正解だったよ」
だから初見で見破らんでください…
頭の良いやつはキライです。
「レイザーチームの外野から新しいボールでスタートです」
ああ、外壁も床扱いだし、どこに行ったか分からないけれど内のチームの外野の外壁に穴が開いているね。
さて、後二人だ。
「それっ、ボールだ」
ちょっ!
レイザーさん、なにこっちに普通に投げてるかね?
自分で投げればよかろうに…まあ、キルアの手はボロボロだし、ヒソカの右手も何本か逝っている。
まあ、ここらで終わりだろう。
例え俺がアウトになろうともその刹那にレイザーさんがバックを宣言するだろうし、あの二人にレイザーさんの球を捕球できるとは思えない。
ボールがこちらに投げられて空中を舞っている間に少しズルいけれど印を組んでっと。
『影真似の術』
俺の影から伸びた影は俺へのパスのために振り返るよりも速く二人の影を捉える。
パシッ
そしてレイザーさんからのパスを右手を上げて捕球。
「なっ!?体が勝手に…」
「これは?」
二人は俺と同じように右手を上げた状態で止まっている。
「まさか奴は操作系能力者!?」
残念、俺は特質系だよ。
そしてこれは忍術だから、単純に技術だ。
さて、まずは面倒なヒソカからだ。
俺から見たら背中で隙だらけ。
「それ」
今までの球と比べると割とゆっくりと放物線を描いてボールはヒソカの背中に当たり、バウンドして此方のコートへと戻ってきた。
「ヒソカ選手、アウト!」
審判のジャッジの声。
さらに続けてボールを投げる。
「キルア選手アウト! よってこの試合レイザーチームの勝利です」
審判の試合終了の宣言。
うわぁ…ツナギの集団からの視線が痛い。
何だよ!勝っちゃ悪かったのかよ!
外野から俺にレイザーさんが近づいてきた。
「まさか、あんな技を習得しているとはな」
「まあ、俺にも色々あったんですよ…」
「さて、これが約束のカードだ」
渡されたカードを確かめる。
ランクはSS
カード化限度枚数は1枚。
「完全再生?」
「効果はどんなランクのカードでも再びカード化できる。ただし特別スペルカードだから擬態は使えない」
なるほど。
しかし、使い道あるのか?このカード。
まあ、もらえるものは貰っておくけど。
「懐かしい話は今度ソラフィアを連れてきたときにでもしよう」
敗者は去るのがルールだ。
俺は勝者だが、チームとしては負けてい
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