第二十三話 片岡少佐!高校だが給食ネタだ!!その二
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「先進国は皆パンだとか言ってな」
「米を食べると馬鹿になるとかな」
「よくそんなこと言ったぜ」
「金貰っただけに下衆だったんだな」
「まあ戦後日本の学者って下衆多いけれどな」
「学校の先生にもな」
この二人なぞ可愛げのある位の連中ばかりだ、戦後日本ではいい人は知識人にならないと言うべき状況だったのだろうか。
「北朝鮮絶賛してた大学の教授もいたしな」
「そういう奴多かったな」
「だから米食ったら馬鹿になるとかな」
「嘘言えたんだよな」
「そんな奴は地獄に落ちてるだろうな」
「落ちてない筈ないだろ」
ここまで悪質な嘘を吹聴すればというのだ。
「嘘の教え広めた坊さんが地獄に落ちるとされてるんだ」
「金貰って嘘の主張言いまくった学者なんてな」
「地獄以外に行く場所ないな」
「それで閻魔様に舌抜かれるんだよ」
地獄の描写で付きものの場面の一つだ。
「戦後日本学者で地獄落ちた奴多いだろうな」
「嘘言うわ悪事を隠すわ」
「もうひでえからな」
「ハンガリー動乱でハンガリーを百姓国と言った奴とかな」
これも東大教授だ、後に法政大学総長となった大内兵衛が世界という雑誌の座談会で言い放った発言だ。
「地獄でハンガリーの人達に詫びろっての」
「世の中屑と呼ぶにも値しない屑がいるんだな」
「俺達も屑にしてもな」
「屑と呼ぶに値しない屑っているんだよ」
「屑の中の屑がな」
「粕にも呼べない奴がな」
それこそ日帝衆が全員斬首とした連中もそうだ、日教組の教師やプロ市民等だ。
そしてだ、二人はこんなことも話した。腹一杯食って満足したのでとりあえずは図書室で新聞や雑誌を読む為にだ。
「粕はまだいいんだよな」
「ああ、それはな」
尚智は尚武のその言葉に応えた。
「粕汁にもなるだろ」
「酒粕だって使えるしな」
「関西名物な」
「織田作之助さんの夫婦善哉にも出たな」
「カレーとか鰻丼と一緒にな」
「米の粕もな」
こちらもとだ、尚智は弟に話した。
「いいだろ」
「そもそも粕ってな」
「字を並べ替えたらわかるだろ」
「ああ、白米な」
「粕は白米なんだよ」
それになるのだ、米が白いである。
「だからな」
「まだ使えるんだな」
「結局白米って澱粉だけだからな」
「栄養はないからな」
その澱粉質以外にだ。
「だから白米ばかり食ったら脚気になるってな」
「昔の帝国陸軍だな」
日清、日露両戦争の時のだ。この二つの戦争で帝国陸軍は戦死者よりも脚気で死んだ者、動けなくなった者の方が問題と言うべき状況だった。
「脚気は怖いんだよ」
「死ぬからな、最悪」
「だから白米だけ食うとよくない」
「玄米なら別だけれどな」
「けれど玄米なんてな」
「皆食い慣れてないぜ」
現代日本では
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