第二十三話 片岡少佐!高校だが給食ネタだ!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第二十三話 片岡少佐!高校だが給食ネタだ!!
尚智と尚武は学校の食堂でそれぞれ昼食を食べていた。尚智は豚カツ定食、尚武は味噌鯖定食だ。二人はまず味噌汁を飲んだ。
そしてだ、まず尚智が言った。
「美味いな」
「ああ、いつもながらな」
尚武士も飲みつつ応える。
「ここの味噌汁は美味いな」
「ダシのとり方がいいんだよな」
「昆布上手に使ってるな」
「あとイリコに鰹節な」
「こうして色々使ってな」
「ダシをとるのがいいんだよ」
「そして味噌はな」
その味噌はというと。
「関西の味噌」
「それだよな」
「思うけれど関東だとな」
「味噌が違うんだよ」
「ダシもな」
「昆布がないっていうのがな」
「そこが弱いんだよな」
だが、だ。この学園の味噌汁はというと。
「しっかりとな」
「昆布使ってくれてるからな」
「いや、嬉しいぜ」
「やっぱりお味噌汁のダシにも昆布だぜ」
「昆布がないとな」
「いいダシがとれないんだよ」
二人の考えである、決して世間一般の考えではない。
「そこがな」
「関東の味が俺達に合わない理由だな」
「特にうどんのおつゆな」
「そうそう、それだよ」
二人共御飯をそれぞれの定食のメインで食べながら話した。
「うどんが特に気になるな」
「関東のうどんは黒いんだよ」
「醤油だって違っててな」
「関西のは薄口だけれどな」
「関東は違う」
「そこがな」
「また違ってな」
「口に合わなくてな」
「困るぜ」
こう話すのだった、そして。
そうした話をしつつだ、二人は定食のサラダも野菜のおひたしもデザートのオレンジのスライスも食べてだ。
御飯は二回おかわりした、それから言った。
「食ったな」
「ああ、腹一杯だぜ」
「おかわり自由ってのもいいよな」
「これもな」
「御飯限定にしてもな」
白いそれのだ。
「パンもそうだけれど」
「いや、やっぱり御飯だぜ」
「白米最高だぜ」
「育ち盛りの父であり母」
「お昼はこれに限るな」
「パンもいいけれどな」
こうしたことも言うのだった。
「どっかの東大教授がどっかから金貰ってパンがいいとか言ってたらしいが」
「そんなの屑だぜ」
「俺達以上の屑だね」
「もう学者じゃないだろ」
曲学阿世の輩、詐欺師と言うべきだ。学者は権威であるが為に自身も注意しなくてはならない。その言葉は他者を信じさせるのだ。
だからだ、二人も言うのだ。
「学者さんってのは知識あるからな」
「特に教授になるとな」
「誰でも知識あるって思うんだよ」
「学校の先生だってそうだしな」
「そんな先生
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