二日目 西園寺リカは俺のペット@
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ならいけるんじゃない?あっという間に魔女全員を手駒に取ったりして」
「やめろよ……。罪悪感がハンパないんだぞ」
「そんなこと言って、如月くんシちゃうんでしょう?」
「あれは男に性っていうかって……。お前が誘ったのが悪いんだろっ!!」
「あはは。そうだね〜」
笑ながら西園寺は立ち上がると玄関に歩いていく。振り返ると
「ありがとう。如月くん、楽しかった」
そう言って、笑う西園寺の顔は変な顔で俺は見てられなかった。ドアノブを握る西園寺の手を握ると俺の方へ引っ張る。バランスを崩した西園寺を身体で支えると
「何処行くんだよ」
「えっ、帰るだよ?」
「お前の家はここだろ?ここにいろよ、家帰っても淋しいんだろ?俺も一人暮らしで淋しかったんだ。だからって……なんで泣いてるだよ」
「如月くんが柄にもないことするからだよ。本当バカ……リカなんかに優しくしちゃって。惚れちゃうかもしれないよ?」
「別にいいんじゃね。惚れても」
そう言って、そっぱを向く俺に抱きつく西園寺がとても可愛い。
(本当、柄にもない事しちまった……)
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