一日目 周りから認識されてないクラスメイト@
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「ねぇ〜、ねぇ〜。如月くん。リカとお話ししようよ」
「今、授業中だ。邪魔だ。あっちいけ」
「えぇ〜。いいじゃん、如月くん頭悪いんだし」
「お前、バカにしてるのか?」
その途端、パコンと叩かれる頭。頭を抑えながら、机に伏せると頭上から聞こえてくる冷酷な担任教師の声。
「如月?勉強する気が無いなら、バケツでも持って廊下に出てろ」
「あらら。怒られちゃった〜」
「お前のせいだろっ」
最後の能力は俺はどうやら時間を止めている時に交わった異性が魔女と言われる特殊な能力を持つ者だったら、その能力をコピーして保存出来るらしい。
ここは放課後の空き教室。俺は西園寺リカに呼び出されてそこに向かった。
「だって、如月くん。飛鳥ちゃんとその、Hしてそのマークが現れたんでしょう?」
「あぁ。だから何なんだ?これは?」
「だから、飛鳥ちゃんの能力を如月くんも使えるって事。そして、この渦巻きの線が七つあるって事はやっぱりそういう事だよね〜」
「だから、どうだっていうだよっ。お前だけ分かっても仕方ないだろがっ!」
「でも、どうしようかな〜。如月くん、言葉遣い悪いし〜」
「〜〜っ。教えて下さい、西園寺さん」
拳を握りながら、プライドは捨て。土下座して、お願いする。
「うん、宜しい。なら、如月くん。リカともHしてよ」
「はぁ〜!?おまっ、何言ってっ」
「あはは。如月くん、顔真っ赤。でも、それが一番教えるのに簡単なんだよね〜」
「いやいや。だからって、そう簡単にシていいとはーー」
「もう〜、うるさいな〜。えいっ」
俺はそのクラスメイトーー西園寺リカに押し倒される。
「変な所で紳士なのはいいけど、これから先そんなことを気にしてる場合じゃないんだよ?」
「どういういーー」
「ん……」
反論しようと口を開くがすぐに塞がれる。そのぎこちないキスをした後、西園寺リカは俺の耳元に顔を近づけると妙に色っぽい声こう囁いた。
「シてくれたら、残りの魔女が誰なのか?この印がなんなのか、教えてあ・げ・る♪今の君には必要な情報だと思うよ?」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ