マブラヴ
1009話
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う。
そもそもメギロートやイルメヤが外を警戒しているし、生身でも量産型Wが警戒を怠ってはいない。
それ以外にも防衛設備として、技術班の開発したものやら、悪ふざけで考えて開発されたものやら、お遊びで開発されたものやら……等々。色々なものが設置してある。
ぶっちゃけ、出来ればこの世界に基地を作った当初にこれらを設置していれば、色々な国の侵入者達に対処する手間が減っただろうに。
「なるほど、じゃあ通信施設の方に行くか」
そう告げ、円と美砂を引き連れながら基地の中を歩いて行く。
シャドウミラーの基地である以上、当然ながら人間の姿よりも量産型Wやメギロート、イルメヤといった存在の方が多く見える。
中には何でいるのか分からないが、ハイエルフやダークエルフも数人いる。……本当に何でいるんだ?
思わず首を傾げながら歩いていると、俺達が向かっていた方向から歩いてくる人影が3つ。エザリア、あやか、千鶴の3人だ。
どうやら予想以上に早く交渉が纏まったらしい。
「どうだった?」
そんな端的な言葉に、エザリアは問題ないと小さく笑みを浮かべて口を開く。
「予想通りね。向こうにしてもアンバール基地を恭順派の手に渡しておく訳にもいかないみたいだから、簡単に乗ってきたわ。それに、今回協力するのはシャドウミラーじゃなくてアクセル個人だって言っておいたのも効いたみたい」
こうして、恭順派と難民解放戦線の一大作戦で乗っとられたアンバール基地奪還作戦が始まることになる。
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