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転生特典をもらっても全て得になるとは限らない
機動戦士ガンダムSEED編
第13話
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数は対象を殺害する。対象が乗っている機体を完全に動けない状態にする。または対象の機体を完全に破壊する事で増えるシステムになっている。もし、あそこでイザークが死亡していたなら撃墜数は増えていなければおかしい。つまりまだイザークは生きているという事だ。というかそうなるとあそこまで損傷を与えたのにデュエルはまだ動けたって事か!? どうやら、パイロットも機体もかなりしぶとい奴らのようだな。………話が脱線したな。
 ガモフが襲ってこなかったのはイザークがあの戦闘でかなりの重傷を負い、アークエンジェルを襲うには分が悪いと感じて取り止めたといったところか。イザークが原作通りの性格ならちょっとの怪我位で出撃を止める事はないだろうしな。
 だが、さすがにもう治っているか…?コーディネイターの回復力はかなり高い。どこまでの負傷を負ったかはわからないが、次の戦闘に出てこないというのは楽観論でしかないからな。
 
          「低軌道会戦」
 
 原作だとそう呼ばれるこの戦いではクルーゼ隊が第8艦隊を強襲。艦船総数等の物量で圧倒的に勝っていた第八艦隊だが、クルーゼ隊の、特にヘリオポリスで開発されたGAT-XシリーズはこれまでのザフトのMSを遥かに超えた性能を見せ、次々と第八艦隊の軍艦やMAを撃破していきハルバートンは戦死し、第八艦隊は壊滅状態になりクルーゼ隊の勝利に終わった。アークエンジェルはその中何とか地球に降下するも予定していたアラスカから外れ、ザフトの勢力圏内に落ちてしまう。


 とまあ大体こんな感じだったな。この低軌道会戦でイザークが出てくる場合注意しなければならないのは、戦闘終盤にイザークがアークエンジェルに避難していたヘリオポリスの民間人が乗った脱出シャトルを破壊するという事だ。
 ストライクとの戦闘でビームライフルを撃とうとした時シャトルがその間を通過しビームライフルを撃ち損ねる。中に乗っているのが民間人だと知らなかったことに加え、自分の攻撃を邪魔されたのに逆上したイザークは地球に降下するシャトルに発砲。ストライクに乗っていたキラはそれを止めようとするも間に合わずシャトルごと中の民間人は全員死亡、キラの心にも大きな傷を遺す結果となる。
 イザークが出てきた場合、相手は奴と戦ったオレになるだろうがはっきりいって止めれる自信はあまりない。戦闘は大気圏すれすれでやる事になるから重力に引っ張られ動きはかなり鈍くなる。そんな状態でデュエルがシャトルを撃とうとする瞬間に咄嗟に動けるとは全く思えないのだ。……こんな事ならあの時完全に息の根を絶つべきだったか……。いや、終わった事を嘆いても仕方がない。自信はないがその時になったら精一杯止めるしかないだろう。

「ああ、彼等が」
「はい。艦を手伝ってくれたヘリオポリスの学生達と傭兵の悠凪・グライフさ
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