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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は7
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リオ「ん?」
数歩歩いたカルーとビビが振り返ると、
岩陰に隠れながらビビの方を向いた
ビビ「……あの、どうしても知りたい事があって」
リオ「それって今じゃないと駄目?」
ビビ「ええ」
真剣な目で言われると、
なんとなく察しが付いちゃうんだけどなぁ
リオ「何?」
ビビ「絶対に、誰にも言わない。
だから………貴女の本当の名前と、顔を……見せてくれない?」
やっぱり、その事なのね
リオ「どうして?」
ビビ「貴女の事を、もっとよく知りたい」
リオ「……」
ビビ「貴女とは、お友達になりたいし……駄目、かな?」
リオ「お友達、ねえ……
私みたいなのと友達になるのもどうかと思うけど」
ビビ「…」
リオ「誰にも、言わないでよ」
そう言ってフッと微笑むと、
リオ「私の本当の名前は、リオ」
フードを取って初めてビビと真っ直ぐ目を合わせた
ビビ「王下七武海の……!
まさか…七武海のリオが一緒にいたなんて…!
それならバナナワニもクンフージュゴンの事も納得いくわ…!」
リオ「元、ね?お願いだから誰にも言わないでよ〜
こう見えて海軍と世界政府から追われてる身なんだから」
ビビ「えっ!?」
リオ「ほら、私の事はどうでもいいから早く止めて来なよ」
ビビ「う、うん……!」
―――大丈夫、今反乱が止まらなくてもあんたには元七武海である私がいるんだから。
走り出したビビの背中に向かって、心の中で囁いた
カルガモ「クワッ」
リオ「今は、止まらない」
カルガモ「クワッ…」
リオ「でも、必ず戦争は止まるよ」
国王軍の方から一つの大砲の玉が飛んでくると、
砂煙に紛れてあっという間に反乱軍がビビを通り越してアルバーナの中へと入った
リオ「…本当、あっという間だったな」
アルバーナの中へと消えた確か…200万近くの兵士たちがいなくなった事で、
ビビの元へと行こうと思ってビビの方を見た時、
カルガモ「クワッッ!!」
ビビの近くには何故か馬に乗った鼻男がいた
リオ「まずい」
ビビが何か可笑しいと気付き、
遠く離れてるから何話してるかは分からないけど
鼻男の顔が一瞬で変わった
リオ「アレが、話してた"完璧変態野郎"?」
?「王女ビビ!―――――よ!!!」
リオ「!!」
完璧変態野郎とやらが馬から降りた瞬
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