PT事件
第一話「魔法少女現る。」
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力を……僕に少しでいいですから力を貸してください!】
と声が聞こえた。
空耳かなと思っていると、
【お願いします! 時間……が。】
と言って切れた。
軽く着替えて、マッハドライバー炎を手にして部屋を出ようとすると別の部屋のドアが開く音が聞こえてそっと見てみるとなのはがこっそりと家を出た。
(まさかな、なのはにもあの声が聞こえたのかな?)
と思いながら、俺も後を追うことにした。
〜なのはsede〜
私は今黒い化け物からフェレットを抱えて逃げています。
「何がなんだかよくわかんないけど、一体なんなの!?何が起きてるのぉ!?」
「君には、資質がある。お願い、僕に少しだけ、力を貸して!」
「し、資質?力?」
私が抱えていたフェレットが急に話しかけてきた。
「僕はある探し物をする為に、ここではない世界からきました。でも、僕一人の力では思いを遂げられないかもしれない。だから、迷惑だとわかってはいるんですが、資質を持った人に協力してほしくて。」
そこまで言って、フェレットは私の腕から降りる。
「お礼はします。必ずします!僕の持っている力を、あなたに使ってほしいんです!僕の力を…「魔法」の力!」
「ま、魔法…?」
魔法って、あの魔法?よくアニメとかでも出てくる、あの?
ーーガァァァァア??ーー
「っ!?」
そんなことを考えていると、空からさっき襲ってきた毛むくじゃらの生き物が降ってきた。私は急いでフェレットを抱えて、道路の脇に逃げて電柱に背中を預ける。
「お礼は、必ずしますから!」
「お礼とか、そんな場合じゃないでしょう!?」
恐る恐る道の真ん中を見る。そこにはさっきの何かがいて、地面の道路にめり込んでいた。
私はこっそり逃げようとするといきなり引っ張られた。
「きゃぁ「落ち着け俺だなのは。」あ?」
と叫ぼうとしたが、止められたよく見ると剛君だった。
〜視点〜
とりあえず、公園に逃げて来た二人と一匹。
「貴方も、僕の声が聞こえて来たんですか?」
と喋る動物に驚く剛、
「あぁ、とりあえずはあの怪物をどうにかしないとな。あれは一体なんなんだ?」
とフェレットに聞くと、
「あれは、『ジュエルシード』と呼ばれる石が暴走してああなりました。あれを封印出来るのは魔導師だけなんです。ですからどちらかこの宝石に触れてください。」
と言って、首に下げていた赤いルビーみたいなやつをくわえていた。
「あ〜、調べている暇は、無いそうだ。奴らこっちに気付きやがった。」
と言って剛は、毛むくじゃらの怪物を蹴り飛ばす。
「なのは、俺が時間稼ぐから頼むぞ?」
と言いながら、マッハドライバー炎を取り出し固定してレバーを上げてシグナルマッハを装填する。
「レッツ、
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