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タイヤル族の服
第一章
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「そこが難点だな」
「そうですね、言われてみますと」
「私は大丈夫だが」
「大尉は乗馬がお得意でしたね」
「うむ、馬術は今も毎日している」
 軍人としての嗜みだ、陸軍将校にとって乗馬は必須だったが彼はその乗馬が特に得意だったのである。
「それと剣道はな」
「そうですね、では」
「私は馬は乗れるが」
 しかしというのだ。
「学生達はそうはいかない」
「馬に乗れる方が少ないので」
「歩くことになるか」
「いえ、馬車はどうでしょうか」
「それを借りるか」
「はい、馬車ならすぐです」
「では朝早く馬車を使ってな」
 鳥来に行くことを決めた、そしてだった。
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