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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
エゴイズム
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さて、祠の牢獄ッスよ!
ジメジメ暗くてヤな感じッスよ!
さっさと用事済ませて帰りたいッスよ!!
「私の亡骸の側を調べよ!」
突然どこからともなく現れた幽霊が、意味深な事を言ってくる…けど、
「きゃぁ!!」
突然出現した幽霊に驚くお母さん。
ギュって感じでお父さんに抱き付いた!
「うわぁ〜い、ビアンカちょ〜可愛い!大好きビアンカー!」
うん。あり得ないよね。
こんなジメジメジトジトな牢獄で、嫁を押し倒す父親って…
“ムラムラ”って感情が一番沸き起こらない場所じゃね?
「コラー!お前何やってんだ!?ここは牢獄だぞ!そう言う店じゃないんだぞ!」
「そうですよ父さん!この幽霊さんの言う通りです…場を弁えてくださいよ!」
「リュカさんの普段の不真面目には目を瞑ってきてるんですよ、私達……絶対ふざけちゃ行けない場面で、不真面目になるのは止めてくださいよ!それくらいお願いしますよ!」
「アルルの言う通りだぜ旦那…今はマズイだろ!?」
嫁とイチャついただけで、ボロクソに言われる男…
日頃の行いって大事よね!
「ところで貴方は誰ですか?」
お父さんの奇行に突っ込むのが手一杯で、誰も突然現れた幽霊の事を疑問に思わなかった…
なのでお父さんに突っ込みを入れなかったハツキさんが代表して、幽霊さんへ質問する。
お父さんの奇行に流されない人って、このパーティーには必要なのね…
「おぉ失礼しました…私はサイモン。サマンオサからバラモスを討伐しようと出立した者です。まぁ今は死んでしまいましたけどね!(笑)」
「あはははは、死んだらバラモス倒せないじゃん!」
「わっはっはっはっ、まさにその通り!」
何故かフィーリングが合うのか、お父さんとサイモンさんが共に笑い合っている…笑ってる場合じゃ無いからね!?
「お嬢さん…先程は驚かして失礼しました。久しぶりに美人を見てしまい、ちょっと張り切っちゃいました…」
「い、いえ…それは大丈夫ですが…それよりお嬢さんって呼ばないでください!私これでも人妻ですよ!」
今、そんなん関係無いじゃん!
幽霊にそんなこと自慢しなくてもいいじゃん!?
「なんと!?貴女は人妻でしたか!お美しくてお若いから判りませんでした…」
何だコイツ…
人妻をナンパし始めたぞ。
つーかさっき“そう言う店”って言ったよね…常連か?そう言う店の常連さんか!?
「良いだろ!僕の奥さんなんだゾ!羨ましいだろう!」
「………………ちっ!あぁ、あっちに俺の死体があるから、側調べてみ!良いもん見つかるから…」
急におざなりな態度で目的物の在処を言うサイモンさん。
美女が人妻な上、側には旦那も居るという状況にテンションだだ落ち!
相手するのがめんどくさくなった私達は、言われるがままサイモンさ
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