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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
エゴイズム
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んの死体の側を調べ、『ガイアの剣』をゲットする。
「あぁ…それがあればネクロゴンドに乗り込めるから…後は勝手に頑張って!」
そう言って消えた…
「うん。こっちの世界の幽霊は、何だかみんな勝手だなぁ……幽霊船のエリックも、勝手に独り言呟いてただけだし…さっきのオリビアなんか、八つ当たりで妨害してくるし…今のは何だ!?ビアンカがフリーじゃないと判った途端、態度変えてきやがった!」
お母さんの事を抱き締めながら、サイモンさんに怒るお父さん…もしかして、お母さんを目の前でナンパされた事にご立腹?
だとしたら可愛いとこあるわよねぇ…
「………まぁ…何れにしても…ぶ、無事に『ガイアの剣』を手に入れたんですし…早速ネクロゴンドへ向かいましょう!」
「そ、そうだね…これでバラモスに大分近付いたね。地図で見る限り、アッサラームの町が一番近いし、お父さんのルーラで直ぐ向かいましょう」
真面目カップルのごく当たり前な意見…
「そうやって手を抜くのは良くない!時間をかける事で、人は強くなるのだよ」
でもルーラを使える唯一の男の意見はコレ!
えぇ!?ここから船で向かったら、最短でも2.3ヶ月かかるわよ!
なのにルーラを使わない気!?
「いや…ちょっと待ってくださいお父さん。え、何?ルーラを使っては頂けないのでしょうか?」
「そりゃそうだろ!君達は世界を救う旅をしているんだ…楽をして達成出来る事柄じゃないんだぞ!若いうちの苦労は買ってでもしろ…安易に楽をしてはいけないよ」
何故だろう…何故こんな状況下で、あんな正論らしい言い方が出来るんだろう?
「リュカさん!こうしている間にも、バラモスの影響で人々が不幸になっているんですよ!少しでも早く討伐しなければならないのに、何を暢気な事を言ってるんですか!?」
「早くバラモスのところへ行ったって、倒せなかったら意味ないだろう。一回でも多く実戦をこなして、確実に実力を付けていった方が間違いない!」
「私達は十分強くなってきてます!みんなで戦えば間違いなく勝てますよ!」
「みんなで〜?僕は戦わないゾ!僕の事を戦力に入れて計算してるんじゃないの?」
当たり前だ!
この中で最強の人物じゃん!
つーか戦わないって宣言するなよ…
「父さん…何を言ってるんですか!?世界中の力無き人々が困ってるんですよ…見て見ぬふりなんて出来ませんよ!」
「何を言ってんの?って言いたいのは僕だよ。僕達の国…グランバニアは、急に国王不在になって困ってるんだよ!そのグランバニアを助けてくれる人って、こっちの世界にいらっしゃいますか?『異世界の事何って知らねーよ!』って言われるだけでしょ!僕達の世界に影響を及ぼさないこの世界なんて、どうなったって知らねーよ!
父
(
パパス
)
が愛したグランバニアの幸せだけで手
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