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大陸の妖精
激突!カルディア大聖堂
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・相変わらずの頑固ジジィめ」


空中に浮かびあがる文字を見て、ラクサスが呟く


それと同時に、カルディア大聖堂内に武器を背負って顔を布とマスクで隠した一人の男がやってきた



「来たか」


ラクサスはその男を見て口元を吊り上げる


武器を背負った男はラクサスの前に立ち、対峙する



「ミストガン、まさかお前がこのゲームに参加するとは思ってもいなかったぜ・・・」


「今すぐ神鳴殿を解除すればまだ余興の範疇でおさまる可能性もある」


ミストガンは冷静な口調で言った


それを聞いたラクサスは笑いながらミストガンに近付く



「おめでたいねぇ・・・知ってんだろ?フェアリーテイル最強は誰か・・・オレか お前か噂されてる事は」


「興味はないが、私はギルダーツを推薦しよう」


「あいつはダメだ、帰ってこねぇ・・・同じくエルザもいい線いってるが、まだ弱い」


すると、ミストガンは鼻で笑って答えた



「エルザが弱い? とんだ節穴だな、お前の目は」


「オレはお前を認めてんだよミストガン、今 このフェアリーテイル最強の座はオレかお前のどちらかなんだ」


鋭い眼光でミストガンを睨むラクサス


何がどうあってもミストガンとの勝負を臨んでいるようだ



「そんな事にしか目がいかんとは・・・おめでたいのはどっちだ」


「白黒つけようぜ、最強の座をかけて・・・ミストガン・・・いや・・・」


ラクサスはミストガンの名を口にした後、それを否定した



「アナザー」


「!!!」


次の瞬間、ラクサスが言葉を発すると同時に驚いた様子のミストガンが背中の武器をとり、ラクサスに攻撃を放つ


一方のラクサスも右手から雷撃を放ち、ミストガンの攻撃を相殺する


双方の魔法のぶつかり合いは凄まじい爆発を生み、大聖堂の窓ガラスは全て砕け散った



「その事をどこで知った」


「さあね・・オレに勝てたら教えてやろうか?」


ラクサスは余裕の表情でミストガンを挑発する


それを聞いたミストガンは武器を構え、鋭い視線をラクサスにぶつける



「後悔するぞラクサス、お前は未だかつて見た事のない魔法を見る事になる」


「来い、格の違いを見せてやる」



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