暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
やさしい言葉
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


「ミラさん・・・俺はここに来るまで色んな人と戦ってきた、仲間同士で戦うなんて馬鹿げた事だと思ってた・・・だけど皆、仲間を助ける為にやむ負えず、必死で戦ってたんだ」


「!!」


アルトの言葉にミラが大きく反応する



「フェアリーテイルの強さは個々じゃなくて絆にあるんだってマスターが言ってた、俺もそう思う・・・だからこそ、その絆を利用して戦いを仕掛けたラクサスを簡単に許すわけにはいかない」


「で、でもっ・・!!」


「ミラさんたちは先にギルドに戻ってて・・・」


ミラ達に背を向け、再び歩き出すアルト


そのまま少し歩いたところで立ち止まると、身体に力を込めた


次の瞬間、アルトの身体からは大量の魔力が溢れる



「(あれだけの傷を負って・・・まだこれほどの力を・・・!!!)」


その光景を目にしたフリードがあまりの驚きに口を開け、目を見開きアルトを見る



「・・・心配しなくていい」


アルトが短く言葉を発する


その声をきいたフリードは体中の毛が逆立つような感覚に見舞われた



「ラクサスは俺が止める」


めいいっぱいの怒気がこもった声で言うアルト


先ほどのおだやかな表情とは打って変わって鋭い視線をカルディア大聖堂の方へ向けていた






【バトル・オブ・フェアリーテイル 残る敵はラクサスただ一人!!!!】



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ