暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第22話 =VSアスナ=
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


そのアスナの声と共にデュエル開始のサイレンが辺りに鳴り響く。それと同時にアスナは俺のほうへ突き攻撃を繰り出してくる。
しかしそのまま受けるわけにもいかずアラウンドステップを使いその攻撃はよけることには成功するが続けて振り返りざまに振り払いを斬りかかってくる。
それを俺は剣の腹で受け止める。がきぃんと大きな音がするがそんなのは気にしてられない。

「だりゃあ!!」

受け止めた直後アスナを押し飛ばす。そしてソードスキル『アバランシュ』を発動、突進する。
でもこの攻撃、ただの直進攻撃、しかも敏捷値の高いプレイヤーになら簡単によけることが可能な技である。

「っ!……せぃ!」

その通りに左によけられて追撃としてソードスキルと思われる技を使い、ソードスキル発動硬直で隙だらけの俺の横腹部分を狙う。しかし硬直がちょうど解けたので、右手に持っていた大剣を左手に持ち直し体を回転させながらアスナの攻撃を弾き返す。

「旋桜花!」

そしてそのまま回転攻撃を繰り出しダメージを与えようとする、がこれまた簡単に避けられてしまう。

「はっ!」

旋桜花の終了後、すぐさま距離を詰めてきて斬りかかってくる。それを剣を盾にし防御する。
だがすぐに剣を引き体制を整えるアスナ。
全てのプレイヤーの中で最高レベルの敏捷値を誇る彼女の攻撃は1個1個の攻撃が早いので攻撃、反撃というリズムではなく攻撃、攻撃、攻撃ぐらいでやっと反撃ができる。
でもその引いた瞬間、攻撃と攻撃の間に差し掛かり俺も踏み込め

「獅子戦吼!!」

「…!?っきゃあっ!!?」

そのおかげで獅子の形の闘気を飛ばし相手を吹き飛ばす技を使うことが出来た。
アスナはあわてて防御したようだがパワー負けし後ろへ飛ばされたが、その防御のおかげで強攻撃判定はでずに、デュエル続行だった。
そこからはアスナの本気とも言おうか、連続つき攻撃を何度も繰り出してきた。
反応するのが精一杯だったため何度も金属が打ちあう音の中にSAO特有の自分の体に攻撃が当たる嫌な音も混ざっていた。

「っ!!」

「だっ!!」

お互いに勝負を決めようとしてそれがかわされ、もしくは防御されが続きデュエルでは俺が経験したこともない相当長い時間だと感じた。
さすがに疲れる、なんてことはないがアスナのしぶとさに少々参ってくる。
…次で…決める…!

「はぁぁ!!」

「…っ、やぁ!!」

先制しようと一気に距離を詰めるがアスナのスピードはそれでも十分に体制を整え逆に距離を詰めれる。
が、いま行動を中断したらすぐに攻撃を受け、俺の負けとなる。そんなもんだからそのまま特攻するしかないのだ。

「ぜやぁぁ!!!!」

「くっ!?」

いくら敏捷値が低くても反射神経は現実
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ