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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
黒魔導士
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!!」

あまりの早口に、何を言っているのかわからなかった、肌が白く、顔の大きな男、華院=ヒカル。

「ただいまの華院=ヒカルの解読・・・」
「?」
「『自分もそんな気がします』」
「ウーウェ!」

華院=ヒカルは桃髪の少女、メルディに自分のいいたいことを当ててもらい嬉しくなる。

「先程のラスティローズの解読・・・デザイアは欲望。カケラは、心の意味」
「メルディ、戦える?」
「戦い・・・うん」

ウルティアの問いに、メルディはうなずく。
ウルティアはうなずいたメルディを見たあと、視線をある男に移す。

「あなたはどこで動くのかしら?カミューニ」
「俺ぁもうすでに駒を動かしてんよ!」

ハデスの近くに立っていた赤髪の男、カミューニがそう言う。

「もう動かしてる?」
「ああ。カプリコの家来に、すでに命令して動かしてある」
「また勝手なことを・・・」
お兄ちゃん(・・・・・)

カミューニのあまりの勝手な行動に、ウルティアは頭を抱え、メルディはそれを見つめている。

「別に構わん。捨て置け」

ハデスはそう言うと、椅子から立ち上がる。

妖精の尻尾(フェアリーテイル)、奴等は本当の闇を知らん。深淵に潜む絶対なる闇を。
グリモアハート、その名の意味するところは、 悪魔の心臓。今宵は悪魔と妖精の戯れ。喰って誇るか喰われて散るか。
決戦だ。妖精の尻尾(フェアリーテイル)よ」

悪魔の心臓(グリモアハート)の戦闘員たちは、ハデスの言葉で気合いが入った。





















その頃、何も知らないシリルたちは・・・シリルside

俺たちは簡易ベースにさっきの男の人のことを報告するために向かっている・・・のだが・・・

「ね〜シリル〜」
「何?」
「この道・・・さっきも通らなかった〜?」
「言うな・・・」

そう、俺たちはさっきから同じところを何度も何度も回っている・・・つまるところ、迷子ってことです。
だってさぁ、さっきから変な生き物にいっぱい遭遇するからさぁ、それから逃げながら逃げながら簡易ベースを目指していたら、どっちが簡易ベースの方角がわかんなくなったんだもん!!

「ヤバいよね〜。これって遭難って奴だよね〜」
「いやいや、まだ俺たちは生きてるから遭難とは言わないよ」

遭難って、辞書で調べると、登山や航海で命を落とすような災害に会うことを言うらしいぜ?俺も最近知ったんだけど・・・

「そんなことより・・・どうする?」
「木が多すぎてどこにいけばいいかわかんないよ〜」

俺たちはそうやって頭を悩ませていると、

ガサガサッ

「「!!」」

近くの草むらから
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