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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
青眼の悪魔
第19話
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ないか。』
アスナはサチに調理して貰えばいいじゃないのかと言ったが、サチの練度を聞いて納得した。
アスナ『それじゃあ、私が調理しようかしら?』
キリト『アスナが??でも、【料理スキル】の練度は?』
アスナ『ふん、先週コンプリートしたわ。』
キリト『何っ??』
サチ『えっ??』
エギル『嘘だろ??』
アスナが調理すると聞いたキリトは練度を聞いたが、アスナがコンプリートしたと聞いた瞬間、キリト達は驚きを隠せなくなった。
スキルの練度は、1000に達する事でコンプリートとなる。キリトでさえコンプリートしているのは、片手剣や索敵,武器防御くらい。一方のサチは、以前紹介した(番外編 サチ一式を参照)スキルを全てコンプリートしている。
アスナ『その代わり、1/3は私が貰うから、いいわね?』
キリト『ああ』
サチ『キリト、いいの?』
キリト『仕方ないだろ。他にアテがないから。』
サチ『そうだね。』
っと言う訳で、アスナが調理してくれる事で決まった。
ーーーー
キリト『悪いなエギル、取り引きは取り止めだ。』
エギル『別にいいが……』
サチ『代わりに、今度私がエギルさんに料理を作ってあげますから。』
エギル『えっ、いいのか?』
サチ『はい、エギルさんとは長い付き合いですし。』
エギル『解った、それでチャラだ??約束だぜ、サチ??』
サチ『はい、約束です。』
エギルは、サチが今度料理を作ってくれると聞いて喜んだ。サチの腕前についてエギルは、キリトを通じて聞いたので、一度食べてみたいと思っていたのだ。サチと約束したエギルは嬉しそうにキリト達を見送った。
ーーーーーーーーーーー
エギルの店を出たキリト達は表通りに出た。
アスナ『それで、どこで料理するの?サチが料理をしているのは知っているけど、キリト君達の部屋は簡単な道具しかないでしょ?』
キリト『うっ??』
アスナの言葉に、キリトは喉を詰まらせた。
アスナの言う通り、サチが料理する為に必要な道具等はあるが、キリト達の部屋は少し汚い為、アスナを招き入れる事はまず出来ない。
アスナ『ま、今回は食材に免じて、私の部屋を提供してあげるわ。』
キリト『えっ?』
サチ『……。』
それを聞いたキリトは驚いた。サチに至っては呆然としている。
ーーーー
だが、そんな2人はそっちのけに、アスナは護衛に言った。
アスナ『今日は直接61層に転移するから、護衛はもういいわ。』
それを聞いた護衛はアスナに言った。
『大変失礼ながらアスナ様。このような場所に足をお運びになるのでしたらまだしも、そのような何処の馬の骨だか知らぬ素性のしれない奴等2人を御自宅へ招き入れるなど、あってはならない行為です。』
これを聞いたアスナはウンザリした表情を浮かべ
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