Normal End
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
い何を言えばいいのだろう。
だが彼に時間が無いのなら。
「彼女に、何か伝えることは?」
「ない」
彼は振り向くこともせず、それだけ言うと、光る砂のように散っていった。
残されたのは三百と一人。
これからはきっと大変になる。
でも今は、冥福を祈ろう。
ただ主人の為に在った、一人の使い魔に。
――――――――――――
夢を見た。
どんな夢だったのか、目が覚めると大概思い出せない。
今日だって同じ。
でも。
遠く響く剣の音。
それだけは、耳に良く残る。
ああ、あのお人好しは。
きっと、今も何処かで――
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ