第四十七話
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の位?】
【まあ、このペースで一週間ほどかな?】
【だったら、確実な方がいいんじゃない?…あー、でも『擬態』か『複製』のスペルカードは欲しいわね】
たった一枚の挫折の弓を使ってしまうとまたもう一度Oからやり直しだ。
それは避けたい。
それに、先ほど推察した懸念事項もある。
それをソラに告げると、スペルカードで『離脱』の速やかな入手が望ましいと、賛同してくれた。
なのはとフェイトにもその事を伝え、俺達は直ぐに有り金全てをスペルカードにつぎ込む。
取り合えずフリーポケットの許す限界の40パック、120枚を購入。
そして、俺たちは賭けに勝つ事が出来た。
『離脱』のカードを3枚手にすることが出来たからだ。
その他には目ぼしい物で『堅牢』と『神眼』と言った最上級レア度のスペルカードが一枚ずつ当たったのは嬉しい誤算だ。
しかし、その二つよりはレア度の低い『擬態』は当たらず、『複製』は二枚と言う結果だったが、入手難度の高い二枚が当たったのはとても嬉しい。
この二枚さえ手に入れてしまえば、全40種コンプリートも夢ではなくなる。
とは言え、このゲームを安全にクリアするためには『堅牢』か『擬態』を後10枚手に入れなくてはならないのだが…
まあ、取り合えず『離脱』のカードは手に入れたのだ、これでリオを帰す事が出来る。
俺達は店をでて、ソラ達の居るアントキバへと戻る事にする。
「さて、アントキバへと戻るよ」
「ここからだと走って三時間くらい?」
「まあ、そのくらいだけど、今回はコレがあるからね」
そう言って取り出したのは『同行』のカード。
「あ、それ、スペルカードっ。わたしが使いたい、ねえ、いいでしょう、お兄ちゃん」
なのはが使ってみたいとねだる。
「まあ、いいか。はい、これアカンパニーのカード」
なのはにカードを手渡す。
「うぅ、いいなぁ。アオ、次は私が使うからねっ!」
フェイトも使いたかったのか…
「はいはい。『同行使用』の後にプレイヤー名を発言する。今回の場合は『ソラフィア』だよ」
プレイヤー名とはゲーム開始時に設定した名前の事だ。
俺なら『アイオリア』だし、ソラは『ソラフィア』
これは何となく昔を懐かしんだからだ。
このゲームをするならこの名前が一番しっくり来る気がする。
「うん、分った『アカンパニー・オン、ソラフィア』」
自分で飛ぶのとは違う力で俺たちは凄いスピードで空へと飛び上がり、物の
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