閑話5
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
で社会現象とまでなった映画である。この作品が厄介なのは恐いと同時に面白いのだ。そのため一度見ると恐いとわかっていても途中で止められなくなってしまうのだ
因みにユウはホラーは得意でも苦手でもないが、初見のときは見たのが昼間でよかったと心から思ったそうだ。
「気持ちはわかるが俺まで一緒に寝る必要あるか?」
「必要!絶対必要!」
「うちらを見捨てんといて!」
二人はユウの両腕を抱え込むようにロックする。ヴィヴィオはともかく普段のジークなら恥ずかしがって絶対に取れない行動だが、今は恐怖が羞恥心を完全に上回っているらしい。
この状態で放置すると二人の恐怖が増幅し合いそうであると考えたユウは自分の部屋に戻るのを諦めた。
「わかった。この部屋で寝るから腕を放してくれ。この体勢だと寝れない」
二人に腕を解放してもらいユウは寝る体勢に入る。しかし、電気を消して20秒程でユウの腕は再ロックされる。暗がりは恐怖を増大させたようだ。いくらユウでもこう密着されたら眠ずらい。だが、これだけ恐がっている二人を 無理矢理引き剥がすのも気が引ける。考えた末にとにかくこの二人をとっとと寝かしつけることにした。ユウは一度、自分の部屋に戻り(二人もついてきた)何かを持ってきた。
「ユウ君、それって」
「ヴィクターからもらったアロマランプだ」
リラックス効果のある香りで二人の精神を落ち着かせることにしたのだ。アロマランプの電源を入れるとリラックス効果のある香りが部屋に充満する。その少し後に腕のロックが緩む。
「…寝てくれたか。俺も寝るか」
しかし、腕のロックは緩みはしても外れないのでユウはその体勢で寝ることになったのだった。
次の日の朝になって冷静になったジークは恥ずかしさで悶え、ヴィヴィオはまたこうして寝たいと言うのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ