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原作に介入=生 不介入=死 何だ!この世界は!
閑話5
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う、ユウのせいで笑われちゃったよ!」

冷静になって急に恥ずかしくなったのか真っ赤になる。

「あっあのチャンピ「ストップだヴィヴィオ」

会話を邪魔をしたユウにヴィヴィオが文句を言おうとしたがユウが真面目顔を見て止める。

「人と接するときは肩書きや理想ではなく本人を見ろ。ジークはチャンピオンである前に一人の人間だからな」

言われたヴィヴィオもう一度ジークを見る。ジークはチャンピオンと呼ばれるのを少し恥ずかしがっているようであった。

「………うん!」

ヴィヴィオはユウの言いたいことを理解したのか一度、深呼吸してジークに近づく。

「ユウの妹分の高町ヴィヴィオです!」
「ウチはジークリンデ・エレミアや。話はユウ君から聞いとるよ。よろしくなぁ。ヴィヴィちゃんって呼んでええかな?ウチはジークでええから」
「はい!ジークさん」

人には自らの肩書きに誇りや価値を見いだし、肩書きで見られることを喜ぶ人と、自らの肩書きに意味を感じず肩書きで見られることを嫌がったり恥ずかしがったりする人がいる。見てわかるようにジークは後者に当たる。最初ヴィヴィオは興奮の余り、ジークをチャンピオンと言う肩書きでしか見ていなかったためユウに止められたのだった。

「それでジークさんはユウとどうやって知り合ったのか教えてください!」
「ええよ。ユウ君と会ったのは」

二人が和やかに話し始めたのを見てユウは飲みものを取りに台所に向かったのだった。

「へぇ〜ジークさんはヴィクトーリア・ダールグリュン選手と友達なんですね」
「ユウ君とも知り合いや。よく二人で新しいトレーニング方法や器具の話で盛り上がっとるんよ。ウチもその恩恵を受けとるし」
「あっ私のトレーニングでもユウが持ってきたヘンテコな形の器具を使うことがあります。使ってみるとしっくりくるんですよね」

余談ではあるが二人の考えた器具は商品化されユウの懐を暖かくしたこともある。
二人のガールズトークは続き、時計は17時を過ぎる。

「それじゃあ、ウチはそろそろおいとまするわ」
「えっ!もうそうな時間!?もっとジークさんとお話したいのに……そうだ!」

ユウはヴィヴィオの思いついたことが予想できたが、止めても無駄だと思い静かに見ている。

「ジークさん、泊まっていってください」
「え!?」

予想外の提案に驚愕しいるジーク。

「ジークさんが泊まっていってくれればもっとお話しできます」
「でも、ウチは泊まりの用意なんてしてへんし」
「大丈夫です。全てあります」

ヴィヴィオは自信満々に胸を叩いてある部屋に入っていった。そして大きめのトランクを持ってくる。ジークもそれがユウの家に常備されているお泊まりセット一式であることを察する。

「ヴ
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