怪物祭 1
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がら行う高等技術
「【放つは閃光】」
魔法種族である彼はそれを可能とする。
本人いわく、詠唱は短いし、それほど苦ではないと言っているが、リリアでもまだそこまでには至っていないのだ。
「【体現するは我が身の光】」
右からの一撃を手を添えることで往なし、エイモンドはもう一度、懐へと潜り込む。
そして、その胸に手をかざした
「【ゴールド・レイ】」
その一瞬、かざされた手から一条の金光が放たれた。
【ゴールド・レイ】
エイモンドが使えるもう一つの魔法。
放たれた光は容易くバグベアーの胸を貫通し、同時に胸の魔石を破壊した。
核を失ったバグベアーはたちまち灰となり、その姿を消滅させる。
「……フッ、この光、なんと美しいことか」
ワッ!と辺りで事の経過を見守っていた人々の歓声が沸いた。
先程の少女もエイモンドの前に出てきてお礼を述べるが、そんなことを気にした様子を見せないエイモンドはそのままの足で目的地へと向かう。
「フッ、視線を一心に受ける僕は、なんと罪深いのだろうか」
【極光の陶酔者】、エイモンド・エイナルド
彼は自分のことが大好きなのだ
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