51若手悪魔
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片も無い台詞を吐く男…こっちはサイラオーグが言っていた、ゼファードル・グラシャラボラス…が互いに今にも飛びかからんと対峙していた。
「此処は時間まで待機する広間だったんだがな。もっと言えば、若手が集まって挨拶を交わす場でもあったんだ。ところが若手同士で挨拶したらこれだ。血の気の多い連中を集めるんだ、問題の1つも出る。挙げ句、それをも良しとする旧家や上級悪魔の古い悪魔達はどうしようもない」
「はぁ〜」
『ッ………』
サイラオーグの説明を聞いてたのか無かったのかはわからないけど、ヤマトが溜め息を吐きだす………たった、一つの溜め息でその場がこおりつく。
「ここは戦いの場じゃあねぇだろ……次期当主ならそれくらいわかれ。それとも、お前達は魔王様達の顔に泥を塗るつもりか?」
ゼファードルも『魔王様』と出されては引き下がるしかなく眷属を連れて少し離れていく、私と真名は懸命な判断だと心の中でおもう。さっきのヤマトはレベル三の殺気≠放っていた。ヤマトの殺気≠ノはレベル?見たいのがある……1が脅しなどな軽い殺気。二は覇気などの相手の戦意を削る殺気……最後の三がヤバい…三は簡単に殺し≠フ殺気、相手がその場で引いてくれたら何もない…引かなかったら死≠るのみな危険度MAXなレベル
「皆様、大変お待たせしました。魔王様他、来賓の方々が来られました。こちらへどうぞ」
私達は係員の呼び出しに従って、会場に入って行く。
続く
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