第6話 小さき騎士との出会い
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が来た…ふわぁ…!
「ヒュ〜ッ……似合っとるで姐さん」
ゼノが口笛を吹きながらそう言うが確かに口笛も吹きたくなるよ、姉さんの金髪と黒い水着がマッチしてすごく似合っていた…それにしてもあいかわらず凄いスタイルだ。
「ねえルトガー、どうかしら、似合ってる?」
「ああ、滅茶苦茶似合ってるぜ、やっぱお前いい女だ」
「あらっ、素直に褒めてくれるなんて珍しいわね♪」
「俺は素直に思ったことをいっただけだ」
「ふふッ、ありがとう」
うわぁ、姉さんの顔まるでにがトマトみたいに真っ赤だ。団長は多くの女性を虜にしてるってゼノも言ってたしあれが恋愛って奴なんだね。大人っぽいな〜。
「リィン」
「あ、フィー、遅かっ……」
フィーを見た瞬間身体に電流が流れたかのような衝撃に襲われた。だ、だって……!?
「……」
フィーはフリル付きのワンピースタイプの水着を着ていたのだ。か、可愛い……
「マリアナに選んでもらったんだ、似合うかな……?」
照れながら上目使いで僕をジッと見るフィー。な、何か言わないと……!
「うん、フィーによく似合ってるよ、可愛いね」
「えへへ、ありがとう」
フィーは本当に嬉しそうに笑った、うん、可愛い。
でももう少し上手い褒め方があったかもしれないな、この辺はやっぱり自分が子供だからかな?僕もいつか団長みたいなかっこいい大人になりたいな。
「なんやろな、独り身にはきつい空気やわ……」
「そうだな……」
何やら寂しげな目をしていたゼノとレオだったがかまってる余裕は今の僕には無かった。
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
「……よいしょ、んしょ」
「そうそう、体の力を抜いて、そうすれば水に浮くよ」
今僕たちはエベル湖のちょっと深いところで泳ぎの練習をしていた、どうやらフィーは今まで泳いだことがなかったらしく僕がフィーに泳ぎ方を教えている。えっ、皆はいないのかって?……お酒飲んでます。
「じゃばじゃば、気持ちいい……♪」
一時間ぐらいでフィーは一人で泳げるようになった。本当に運動神経がいいよね、鍛えたら僕よりも俊敏な動きが出来そうだな。などと猟兵っぽいことを考えてるとフィーが側にやってきた。
「フィー、どうしたの?」
「ん、ちょっと疲れた。リィン休ませて」
そういうとフィーは……うわ!僕に抱きついてきた!?
「な、何やってるの!?」
「……?リィンに掴まって休んでるの」
いやそれは分かるけどもう少し女の子らしく恥じらいをだね……
「……♪」
まあ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ