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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico25リンドヴルム迎撃班〜The Temporary Extra Unit〜
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フライハイトと同様に古代ベルカなんかよりずっと古い時代から在る家柄だし。アルテルミナスの破壊効果も完璧じゃないけど有効。スキル封じのお札の対処も考えてる。ベッキーの固有スキルも魔術に近いから、致命傷は与えられないと思うけどダメージは入ると思う」
「決まりだな。今回の一件には1つの部署だけじゃ足りない。特殊編成の部隊が必要になる」
「早速その事を含めて運用部のレティに掛け合ってみるわ。リンドヴルムとシュヴァリエルの迎撃を目的とした臨時特殊部隊の編成について」
クロノ君とリンディさんが話を進めてく。私たちがどうすればいいか迷ってるところで、「リンディ提督、クロノ執務官」シグナムさんが話を切り出した。
「我々もその臨時部隊に入れてもらえないだろうか」
「あたし達、リンドヴルムとは何度もやり合ってるしさ」
「シュヴァリエルへの対処法については我らも反論はない。しかしヴィータの言うようにリンドヴルム兵との戦闘では我らに一日の長がある。決して足手まといにはならぬ」
「そのつもりだよ、始めから。シグナム達はしばらく臨時部隊でのみの任務に就いてもらおう・・・って、私が勝手に決めていいのかどうかだけど。イリスはそうだけど私は局員じゃないし」
「いや、あなたはシュヴァリエルについて誰よりも知っているようですし、イリスやあなたにも臨時部隊に入ってもらいたい」
シャルちゃんとシャルロッテさんが参加するなら「あのっ、私たちも・・・!」お手伝いしたいから、私やみんなも同時に名乗りでた。だけどリンディさん達は即答してくれなくて、少し考える仕草をした。
どうしてなんだろう。私たち、リンドヴルムの人たちをちゃんと迎撃できたのに。確かにシグナムさん達より武器型ロストロギアを相手にした経験はない。だけどそこはみんなで協力すればきっと打ち勝てる。って、みんなでそう説得を試みてみたんだけど・・・
「いや、そうじゃないんだ。君たちは学校があるだろう。イリス一人なら家庭の事情でなんとか休みを取られるが、君たち揃って休ませるわけにはいかないだろう」
即答してもらえなかった理由は、私たちの実力じゃなくて学校があるからなんだ。リンディさんも「そう度々早退や遅刻もさせられないし。詰めっきりなんて論外だものね」って右手を頬に添えて嘆息した。
「でもま、なのは達にも入ってもらうつもりでいるよ。私たちがシュヴァリエルを押さえ、リンドヴルム兵はシグナム達が担当。なのは達は後続の応援部隊。普通に日常を過ごして、緊急時には呼び出し。オーケー?」
シャルロッテさんに私たちは「はいっ!」答えた。それから、基本的に本局に近い無人世界を拠点にして、そこで男の子と一緒にリンドヴルムを迎え撃つ事などを決めて、解散しようとしたところで・・・
「っ!・・
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