暁 〜小説投稿サイト〜
詩集「棘」
この広大な宇宙(ソラ)

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ずっと前から気づいてた
君にとっての僕の価値
僕が僕である限り
君には何の価値もない…

忘れようか…そう呟いてみたら
急に胸が痛くなって
心が悲鳴を上げた…

日めくりカレンダーのように
君のいない毎日が剥がれ落ちてく

この広大な宇宙(ソラ)に瞬く星々の中
僕の星はありますか…?
目映い程の月が躍り出て
君への想い深く染め上げる


鏡を見れば その中に
醜い自分が写り込む
どんな願いも虚しくて
消えてしまえれば楽なのに…

もう二度と…こんな感情には
出会えることはないだろう
こんな激しい想いには…

ふいに見つけた古いアルバム
君はどこにも写ってるはずなく

この広大な宇宙(ソラ)の片隅に浮かぶ惑星(ホシ)
僕の居場所はありますか…?
この想いどうか君へと届いて
夜風は儚い夢を醒まさせた

この広大な宇宙(ソラ)に瞬く星々の中
僕の星はありますか…?
目映い程の月が躍り出て
君への想い深く染め上げる




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