暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
運がいいのは誰?
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話






















5分後・・・

「いくぞセシリー!!」
「うん!!」

俺とセシリーは術式が解けたと同時に飛び出す。早くいってできるだけいいルートを選ばないと!!できればミラさんとかの手を抜いてくれそうな人のところ!!
俺とセシリーは猛スピードで煙の位置へと飛んでいく。
俺たちが天狼島に立つと、大地から魔力を感じる。この島・・・まるで強大な魔導士みたいな魔力を発しているなぁ・・・と、そんなことより。

俺は洞窟の前にやってきたが、すでに4つのルートが塞がれていた。
Aルート、Bルート、Fルート、Hルート・・・か。あれ?先に行ったのってフリードさんとレビィさんとエルフマンさんだけだよな?なんで4つのルートが塞がってるんだ?

「シリル〜!!早くしないとみんな来ちゃうよ〜!!」
「お・・・おう!」

セシリーに言われ、俺は我に返る。さてさて・・・どのルートにしようかな?
普通に考えれば五番ルートが静だったんだから、Eが静のような気がするけど・・・そう見せかけて強い人を配置してそうな気がする。
Gルートは・・・ギルダーツ(GILDARTS)さんのGだからやめておくとして・・・

「“I”だな!」
「なんで〜?」

セシリーが首をかしげる。なんでって・・・

いない(INAI)のIだろ?」
「・・・はぁ〜・・・」

ちょっと待て!!なんだよそのタメ息!!

「大丈夫だから!!いくぞ!!」
「絶対嫌な予感しかしないけど・・・うん」

俺たちは後ろの人たちが来る前に、Iのルートへと急いだ。頼む!!静のルートであってくれ!!





























Iのルートにて・・・

「洞窟の中なのに、なんか明るいね」
「この虫が光ってるからみたいだよ〜。名前なんだっけ?」

俺たちは意外に明るい洞窟の中を歩いていく。この虫・・・なんか奇襲に使えないかな?いや、虫をそんなのに使ったら怒れるよな。虫の王様(むしキング)に。
俺たちはそんな雑談をしながら歩いていく。しばらく歩いていると、少しずつ道が開けてくる。

「お!道が・・・」
「シリル〜!!誰かいるよ〜!!」

セシリーはそういって前方を指さす。やっぱり、静のルートは当てられなかったか・・・
俺も前を向く。そこには一人の影しか見えない。ということは、闘のルートもないな。
俺は目を凝らして見るけど・・・立っている位置が悪いのか、暗くてよく見えない・・・

「誰だ?」
「う〜んと・・・」

すると、洞窟の道を照らしている虫が、その人の前を照らし始める・・・て、え!
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ