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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
運がいいのは誰?
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よ」
「最悪の場合は、三組しか突破できないのか・・・」
「おもしれぇ。どいつもこいつもボコボコにしてやるぜ」
「あのねぇ・・・」

最低でも三組は合格できるのか。確率的には33%!!いけるいける!!何事もポジティブに捉えないと!!

「さぁ!始めぃ!!試験開始じゃ!!」

マスターは試験開始を宣言する・・・あれ?

「は?」
「ここ・・・海の上じゃないか・・・」
「ニカッ!」

マスターはニヤリと笑う。まさか!!

「そういうことか。ハッピー」
「うん」

ナツさんとハッピーはそういって空に飛び上がる。

「先に通路を選ぶんだ!!」
「あいさー!!」
「うわ!!ずりぃ!ー」
「ナツ!!てめぇ!!」

グレイさんとエルフマンさんはナツさんにそういうけど、空を飛べるのはハッピーだけじゃないんだぜ!!

「俺らもいくぞ!!セシリー!!」
「うん!!」

俺もセシリーにもってもらってナツさんを追い越そうとし、

「「「「んが!!」」」」

四人して見えない壁にぶつかった・・・これって・・・

「術式!?」

カナさんの言う通り、船には外に出れないように術式が書いてある。

「安心しろ。5分後に解けるようになっている」

フリードさんとビッグスローさんはすでに島へと向かってしまっている。そんな・・・

「フリード!!」
「てめぇ!!」
「それはないですよ!!」

せっかく静のルートを取るチャンスだったのに〜!!

「おい!!じーさん!!あんなのありかよ!?」
「まぁ、レースじゃないし」
「あいつを先に島に行かせたら、島が術式だらけにされちまうだろ!!」

まさかあの人たち、試験開始前から船に術式書いてたな〜!?キタないぞ!!

「そうだ!!レビィなら!!」
「うん!書き換えられるよぉ!」

レビィさんはフリードさんの書いた術式を書き換えていく。すげぇ!そんなこともできるんだ!?

「でも、私とガジルだけ!!」
「ギヒッ!」
「「「「「「「「何ッ!?」」」」」」」」

レビィさんとガジルさんは二人で海にダイブする。ヤバいヤバい!!完全に置いてかれてる!!

「私もフリードとは付き合いが長いからねぇ」
「エバーグリーン!!」
「もっと複雑なトラップならともかく、これくらいの術式の書き換えくらいできるわ」

エバーグリーンさんとエルフマンさんも先に術式から出ていく。もう三つもルートがなくなっちゃった!!静の確率が・・・

「あと何分足止め?」
「まだあと4分です」
「じゃあレビィの奴、たった1分で術式を!?」

あと4分もあるのか。さすがに術式解けてから追いかけていっても追い付けないなぁ・・・仕方ない・・・待つか。
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