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藤崎京之介怪異譚
case.2 山中にて
V 8.22.am11:58
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こを引き上げて、俺ん家にでも来るか?」
 鈴木がそう提案してきたが、俺は何となく、それではいけないような気がして言った。
「いや、予定通りにいこう。と言っても、もう一泊なんだがな…。」
 小林も俺の意見に賛同して言った。
「そうだな。別に襲われるわけでなし、そうしようぜ。」
 鈴木は浅く溜め息を洩らしながら、「物好きだねぇ。」と言ったのだった。



痛みが増してしまった…。
 空しい日々に…疲れ切ってる…。




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