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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第91話 トップ会談、始まります!
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がる。
「リアスの報告を受けて、堕天使の総督の意見を伺いたい」
「意見もなにも、コカビエルが単独で起こしたことだからな」
「与り知らぬことだと?」
「目的が分かるまで泳がせてたのさ。フフン♪まさか俺自身が町に潜入してたとは奴も思わなかったようだがな。ここはなかなか良い町だぞ♪」
「話を逸らさないでもらいたい」
「だから白龍皇に頼んで処理してもらったろ。で、地獄の最下層で永久冷凍の刑にした。もう出てこられねーよ」
「問題はコカビエルが事を起こした動機です。コカビエルが貴方方に不満を抱いていると」
「ああ。戦争が中途半端に終わっちまった事が相当不満だったようだな。俺は戦争なんぞ今更興味ねーしな」
「不満分子って事ね…?」
「フン、お前さんらも色々あるらしいじゃねーか?」
「それは今回の件と関係は無い。今回の会談の目的は…」
「もうめんどくせー話はいい。とっとと和平を結んじまおうぜ?」
『ッ!?』
アザゼルが発した言葉に俺達は驚愕する!?
「フン、元々そういう腹だったんだろ?お前らもよ。今の三すくみの関係はこの世界の害になるだけだ。異論はねえだろ?」
「……戦争の大本である神と魔王が消滅したのですから…」
ッ!今の発言、この場にいる者全員が神の死を知っている、つまり、アルミヤさんを除くイリナ達もこの事実を知っていると言う事になる。
イリナ達を見ると、悲しそうにしているイリナとユウナ、ただ黙って瞑目しているライニーがいた。
やっぱり、この場に来るに当たって知らされたのか。
「そこでだ。本題は、三すくみの外側にいながら、世界を動かす程の力を持っている、赤龍帝、白龍皇、お前らの考えを聞きたい?」
「俺は強い奴と戦えれば良いさ」
ヴァーリは淡々と答える。
「フッ、戦争しなくったって強い奴はごまんといるさ」
「だろうな」
アザゼルは次にイッセーの方を見る。
「じゃあ、赤龍帝、お前はどうだ?」
「いぃッ!?えぇっと…、いきなりそんな小難しい事振られても…」
まあ、そんなスケールのデカイ事をイッセーがすぐに答えられるはずも無い。
「では、恐ろしいほど噛み砕いて説明してやろう。兵藤一誠、俺らが戦争してたらリアス・グレモリーは抱けないぞ」
「……え…?」
……は…!?
「なっ!?」
いきなり何言ってるんだこいつは!?
「だが、和平を結べば、その後大事になるのは、種の繁栄と存続だ」
「種の……繁栄ッ!!」
お前も食い付くな!
「おうよ。毎日リアス・グレモリーと子作りに励む事ができるかもしれん。和平なら毎日子作り、戦争なら子作り無し。どうだ?分かり易いだろ?」
……確かにイッセーには一番分かり易い説明だと思うが…。
「………………」
しばしの間、イッセーは何か(大体想像つくが…)を考え込む。
「和平でお願
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