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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第91話 トップ会談、始まります!
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イッセー自身、ギャスパーの事をなんとかしたいと真剣に考えてるんだろう。
その後、俺達は部室を後にし、会談が開かれる新校舎の会議室に向かう。


コンコン。
「失礼します」
会議室の扉をノックした部長が室内へ足を踏み入れ、俺達もその後ろへと続いていく。
内装は俺が知っている会議室とは大分変わっており、今日の会談の為に用意されたであろうシックなデザインのテーブルやイスが目に入る。
そして、用意されたイスには魔王サーゼクス・ルシファー、セラフォルー・レヴィアタン、堕天使総督アザゼルと頭の上に輪っかを浮かばせている青年が座っていた。
おそらく、あの青年が大天使ミカエルなのだろう。
トップ以外の者もこの部屋にいる。
悪魔側には会長と副会長のシトリー眷属の王(キング)と女王(クイーン)、おそらく給仕係兼魔王ルシファーの付き人として来たであろうグレイフィアさんがいた。
天使側にはアルミヤさん、ライニー、ユウナ、そしてもう一人、イリナがいた。
「イリナ!?」
ゼノヴィアがイリナの姿を見るなり、驚きの声をあげる。
「……ッ…」
ゼノヴィアと視線が合うとイリナはすぐさまそっぽを向いてしまう。
ゼノヴィアの話じゃ、別れ際はかなり険悪な感じだったみたいだからな。
見ると、ユウナが俺とイッセーに手を振っていた。
イッセーと互いに苦笑いしてから軽く手を振る。
「ッ!?」
その後、イッセーはとある一点…アザゼルの背後を見て表情を強張らせる。
アザゼルの背後にいるのは、白龍皇ヴァーリであった。
ヴァーリは不敵な態度で俺達…っと言うよりイッセーを見ていた。
「紹介する。私の妹とその眷属、先の戦いに妹達に協力してくれた者達の代表と、もう一人来てほしかった者の代理だ。その件のコカビエル襲撃では彼女達が活躍してくれた」
「ご苦労様でした。改めてお礼を申し上げます」
大天使ミカエルが俺達を労う。
「悪かったな。俺の所のモンが迷惑を掛けた」
「……なんつー態度だ…!」
悪びれた様子も無く言うアザゼルの態度に苛立たせるイッセー。
俺達は悪魔側、つまり会長達の隣に移動する。
「これで参加者の全員が揃った。それでは、会議を始めよう」
魔王の言葉を皮切りにこうして三大勢力の会議が始まった。
ちなみに外では各勢力の、悪魔、天使、堕天使の警護兵が一触即発の風体で警護していた。


「以上が私、リアス・グレモリーとその眷属、その他の協力者が関与した事件の顛末です」
「私、ソーナ・シトリーも彼女の報告に偽りが無いことを証言いたします」
トップ達が一通り話し終えると、次に部長と会長が前に出て、先日のコカビエル襲撃の顛末を報告し終えた。
「ご苦労、下がってくれ」
「ありがとう、リアスちゃん、ソーナちゃん♪」
魔王に促され、部長と会長が下
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