第四十六話
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が良いから、そろそろ教えてもいい頃だとは思ってたけど」
「そっか。ならばそれが及第点になったらだね。纏、練、絶、発と応用の凝、周、堅、硬、流、が使えればこのゲームで取れないカードは一応無いはずだから」
「私が教えてもらったのは四大行と周と堅…まだ他に2つもあるんだ」
「まだその他に円と隠がある。フェイト、一通り見せてあげる」
そう言ってフェイトを招きよせると、なぜかリオも付いて来た。
リオに見せても理解できるか分らないけれど、まあいいか。
「先ずは基本の『纏』」
オーラを身に纏う。
「纏の応用技の『周』」
身近に有った紙をオーラで包み込んでみせる。
「精孔を閉じ、気配を立つ『絶』」
「そして通常よりも多いオーラを出す『練』と、応用技の『堅』」
迸るオーラを持続させる。
「オーラを操り自分にあった必殺技や能力を行使する『発』」
俺は植木鉢に植えてあったパンジーに手をかざすと、そのパンジーが急成長する。
「アオの能力って…」
「俺の能力は触れたものの時間を操る『クロックマスター(星の懐中時計)』。進めたり、戻したり、止めたりね」
「凄い能力…」
まあね、俺もそう思う。
俺の潜在的な心理ストレス等が原因になったのは間違いないと思う。
未来を知っている自分がどう動くのか、慎重に行動してきたが、やはり後悔の連続だった。
そんな俺のやり直したいとか、あの時ああしていれば、とか何度思ったことか。
「オーラを目に集めて相手の念能力を看破するのが『凝』」
俺の場合勝手に写輪眼が発動してしまうけれど。
「『凝』の応用技が『流』」
目以外の場所、今回は右手にオーラを集める。
「それが、『流』…」
「そして、纏、絶、練、発、凝の複合技、『硬』」
右手以外の精孔を閉じ、右手に纏ったオーラが膨れ上がる。
「…すごいオーラ」
「この状態で普通の人間を殴ればトマトを潰すよりも簡単に中身が飛び出るからね」
俺の言葉に息を呑むフェイト。
「纏の応用技で『円』これは範囲内のレーダーみたいなものだね。円の中ならば死角はほぼ無くなると言って良い」
オーラを部屋を包むくらいまで広げて維持。
「最後は絶の応用技の『隠』」
「それは?」
「凝で俺の指先を見てごらん?」
フェイトは言われたとおり凝で俺の指先をみる。
「数字の1」
「正解。オーラを見えにくくする技術」
指先から放出していたオーラを止める。
「大体こんな感じ。『堅』と『流』この二つが出来れば取り合えず一通りの戦闘を行う事ができる。
この二つの修行は影分身を使ってやれば比較的短時間で及第点はあげられるん
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