第四十六話
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ードが買えればリーブの入手が可能なのだから、考えるだけ無駄か…
攻略組の人達も当然居るだろうから、何とか交換で手に入らないだろうか…
他者との接触は危険も伴うけれどね。
トレードでリーブの入手が出来れば手っ取り早いのだけれど…
その辺は臨機応変に情報が増えたら再考するしかないか。
挫折の弓入手のための条件を皆に伝えると、皆の顔に少し厳しい表情が浮かんだ。
まあ、クリアの半分まで到達した上で全て放棄しなければならないとかは、流石に辛い。
取り合えず、リオの護衛をソラとフェイト。カードの収集を俺となのはが行う事になった。
グリード・アイランドを始めて二週間。
俺たちの集めた指定ポケットのカードは19枚。
比較的入手難度の低いカードを狙っているのだが、中々集まらない。
今日は二日ぶりにアントキバへと戻り、ソラ達と合流した。
「ただいま〜」
「お帰り、なのは」
「今帰った」
うお、今なんか俺、自宅に帰った亭主のような発言をしてしまった。
恥ずかしい。
「お帰りなさい、アオ。指定カードは取れた?」
「ああ、二枚増やせたよ」
「そう、良かった」
「あ、アオお兄ちゃん。お帰りなさい。なのはお姉ちゃんもおかえりなさい」
「お…おかえりなさい。アオ…なのは」
部屋の少し奥からリオとフェイトが出迎えた。
「ただいま。…それにしても、綺麗な纏だね」
「え?えへへ。ありがとうございます」
念の基礎の修行を始めて二週間、リオはようやく纏を自分の物にしたようだ。
喜んでいるリオの隣には何故かボロ雑巾のようにくたびれたフェイトの姿が。
「…フェイトは今日も下水管工事のバイト?」
「うん…スコップで延々と下水管工事の為の穴掘り…『周』の鍛錬には丁度いいってソラに言われたし、確かに納得もしてるけど…すごく疲れた」
あー、アレは俺も経験した。
実際『周』の訓練には持って来いだったし、あの後念を教える事になった人達も同じような事をやらせたね。
「わたしも昔同じような事をやったから、頑張って!フェイトちゃん」
「ありがと、なのは」
なのはがフェイトをはげました。
夕食を済ませた後のまったりとした時間。
「二週間で19枚…残り31枚ね」
と、ソラ。
「ああ。二ヶ月は掛からないと思いたいね」
「そろそろ私もカード集めの方に協力したい」
そう言い出したのはフェイトだ。
彼女の場合は念の修行と言う意味合いもあるからカード集めはいい訓練になるのだが…
「ソラ、フェイトにはまだ『硬』と『流』を教えていなかったよね?」
「うん、まだだよ。…フェイトは物覚え
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