第二十二話 大庭少佐!作者はスキーで骨折しかけた経験あり!!その十六
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大庭の顔、そして目を襲った。すると。
その攻撃でだ、さしもの大庭も怯んだ。
「なっ、これは!」
「どうだ、如何にあんたでもな!」
「これは効くだろ!」
「胡椒や唐辛子は特にな!」
「目に入ると痛いだろ!」
このことを知っての攻撃だった。
「鼻に入るとクシャミも出るぜ!」
「どうだ、これであんたの動きは止まる!」
「少なくとも動きは鈍るぜ!」
「そして俺達はそのうちに!」
「突き進む!」
「勝利のゴールにな!」
こう言ってだ、実際にこの自称虹のモードという二人の攻撃を受けてだ。動きを鈍くした大庭を尻目にだった。
二人はスキーをダッシュで飛ばした、そして。
そうしてだ、一気にだった。
ゴールを通り抜けた、そのうえで叫んだ言葉は。
「やったぜ!」
「今回も勝ったぜ!」
「俺達の頭の勝利だ!」
「智恵の勝利だ!」
こうしたものだった。
「やっぱり勝つのは最後は正義だよ」
「つまり俺達だよ」
「正義は最後は絶対に勝つんだよ」
「例え何があってもな」
こう言うのだった。
そしてだ、今回も尚智が尚武に言った。
「じゃあな」
「ああ、今からだな」
「勝利を祝ってな」
「あれをやるんだな」
「ああ、やろうぜ」
まさにいつも通りにというのだ。
「あれがないと終わらない作品だからな」
「だよな、この作品は教育作品だからな」
「健全な人達に正義の大切さを教える作品だ」
「老若男女全ての人達にな」
だからこそというのだ。
「じゃあいいな」
「ああ、あの決め台詞をな」
「今から言おうぜ」
二人で話してだった。
二人は瞬時にして白波立つ海原の中に立つ岩場の上に腕を組んでポーズをして立って。
そしてだ、こう言ったのだった。
「正義は勝つ!」
「だから何処が正義だ!」
「卑怯っていうんだよ御前等のは!」
「いい加減に負けろ!」
「それで路線変更しろ!」
観衆は二人に熱い声をかけた。
「今回も結局卑怯か!」
「卑怯しかねえのか!」
「勝てばいいって訳じゃねえだろ!」
「一回位正々堂々として勝て!」
「正義の味方だっていうんならな!」
「やかましい、今回も勝ったぜ!」
「ボーナスと仲根かすみさんの芸術鑑賞ゲットだ!」
だがそれではいそうですかと応える二人ではない、罵声に開き直りで返す。
「いいだろ、金も入るぜ!」
「芸術鑑賞もするからな!」
「手前等モブは精々吠えてろ!」
「主役に勝てるか!」
「じゃあ俺達は颯爽と帰るぜ!」
「正義のヒーローらしくな!」
後ろに罵声を浴びつつ悠然として戦場を後にした。だが日帝衆との戦いはとりあえず次回も続く。その次回で路線変更かも知れないが戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!
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